京都大学安全保障貿易管理研修会を開催しました。(2009年12月17日)
産官学連携本部・産官学連携センターは、医学部芝蘭会館稲盛ホールにおいて、安全保障貿易管理研修会を開催しました。本研修会は文部科学省委託事業「産官学連携戦略展開プログラム(戦略展開プログラム)」において、平成21年度事業の一環として実施したものです。
研修会の開催に先立ち、塩田浩平 理事・副学長(産官学連携担当)および文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室長代理 渡辺栄二氏よりご挨拶をいただきました。
研修会第一部では、経済産業省貿易経済協力局貿易管理部安全保障貿易検査官室長 牧野守邦氏より、大学における安全保障貿易に係る自主管理の促進についてご講演いただき、続いて年光昭夫 産官学連携センター長より、本学の取り組みについての講演を行いました。
その後、実際の相談事例を想定したロールプレイングを交えたケーススタディを挟み、経済産業省の牧野室長、安全保障貿易センターの中尾寛氏を檀上に迎えて、年光センター長進行によりフォローアップ・ディスカッションが行われました。
第二部では、ニューヨーク州弁護士であるロバート・ノートン 客員教授より、米国との共同研究におけるリスク管理についての説明が行われ、最後に牧野圭祐 産官学連携本部長による、教職員に安全保障貿易管理への留意を呼びかける挨拶をもって閉会しました。
研修会には学内外から約150名の教職員が参加し、安全保障貿易管理についてのパンフレットを配布し好評を得たほか、フォローアップ・ディスカッションでは会場との意見交換も交えた活発な議論が行われるなど、大変有意義な会となりました。
![]() 会場の様子 | |
![]() ケーススタディの様子 | ![]() ディスカッションの様子 |