SCTI2009(2009年4月~6月)修了式が行われました。(2009年6月18日)

SCTI2009(2009年4月~6月)修了式が行われました。(2009年6月18日)


Joseph Caron氏の講演

 同志社大学今出川キャンパスにある明徳館でSCTI2009(2009年4月~6月)の修了式が行われました。

 スタンフォード日本センター所長ホルバート先生からの挨拶の後、ゲストスピーカーとして元駐日カナダ大使、現駐インドカナダ大使であるJoseph Caron氏の講演が行われました。外交官として経験豊かなCaron氏のお話に、学生たちは熱心に聞き入り、質疑応答も活発になされました。

 続いて行われた修了証書授与式では、京都大学聴講生にも聴講した講義を担当されていた先生方からそれぞれ修了証書が授与されました。

 その後行われた懇親会では、SCTIの学生と日本人聴講生が仲良く歓談する姿が見られました。

SCTIとは

 SCTIは米国スタンフォード大学の日本留学プログラムとして1990年に誕生しました。日本との関わりを持つ上で必要となる知識・資質を身につけたアメリカの若い世代の育成を目的としています。参加学生は毎年約35名で、すべてスタンフォード大学の学生です。専攻は工学、自然科学、経済学、政治学、国際関係学等多岐にわたっていますが、技術系専攻の学生が多いのが特徴です。日本語教育にも力を入れており、来日前にはスタンフォード大学本校において日本語授業の履修が義務づけられている他、来日後は毎週8時間の日本語の授業が必修科目となっています。

 京都大学生が聴講できる講義は、同志社大学今出川キャンパスのスタンフォード技術革新センターで行われています。これまで提供された講義例は以下の通りです。
  日本のイノベーション、政治経済学、日本の国際外交、日本の宗教、京都の建築・建築史等。

 講義の期間は4月~6月(募集:2月)です。募集要項・申請書は募集時期に京都大学ウェブサイトの留学・国際教育のページで公開します。また、留学生課でも配布します。

参考リンク

  • SCTIについて( ホーム > 教育 > 留学・国際教育 > 京大生向けの国際教育プログラム > SCTIについて )

  修了証書を授与される京都大学聴講生

歓談するSCTI学生と聴講生