平成21年度日本学術振興会拠点大学交流事業「環境科学」および「都市環境」連絡協議会を開催しました。(2009年5月19日)
会場の様子
工学研究科で実施している日本学術振興会拠点大学交流事業「環境科学」(交流先:マレーシア)および「都市環境」(交流先:中国)に関連し、連絡協議会が実施されました。
この連絡協議会は「環境科学」と「都市環境」双方から研究グループのリーダーと国内協力大学の研究者が一堂に会し、昨年度の交流実績と今年度の交流計画について討議し、情報共有をする会議で、毎年5月に開催されています。今年度は本学から西村周三 理事・副学長、森純一 国際交流推進機構長、大嶌幸一郎 工学研究科長をはじめとする28名が、国内協力大学から11名が参加し、日本学術振興会からも吉澤菜穂美 拠点交流係長がご出席されました。
会議では大嶌研究科長の挨拶の後、西村理事・副学長から本学の国際化についてお話があり、続いて吉澤係長から同会で実施している事業についてご説明をいただきました。その後、「環境科学」のコーディネータの松岡譲教授とプログラムリーダーの松下大輔講師、ならびに「都市環境」のコーディネータの津野洋教授とプログラムリーダーの薛自求講師からそれぞれの事業における昨年度の交流実績と今年度の交流計画について説明がなされました。
これからも工学研究科では、本事業で得られた知見を国際社会に発信していくとともに、これまでの交流によって培われた研究者のネットワークを効果的に生かしていくための資金の獲得にも力を入れていく予定です。
左から京都大学の大嶌研究科長、西村理事・副学長、日本学術振興会の吉澤係長