京都市との連携による新類人猿舎「お披露目式」が挙行されました。(2009年4月18日)
京都市動物園にて、京都市との連携による取組みのひとつとして新類人猿舎と4人のチンパンジーのお披露目式が挙行されました。
昨年4月に京都市と「野生動物保全に関する教育及び研究」を推進する連携協定を締結し、野生動物研究センターの教員が動物園内に常駐して研究を行ってきました。
この度の類人猿舎の改修にあたり、野生下での暮らしに近い環境を再現するための9メートルのタワー、チンパンジーの道具使用を見せるための人工アリ塚、霊長類研究所と同様の学習室などが設置され連携による事業が進んでいます。また、熊本県にある「サンクチュアリ・宇土」(野生動物研究センター寄附研究部門)からタカシ(20歳)、コイコ(31歳)、ヨウコ(19歳)、スズミ(12歳)の4人のチンパンジーが京都市動物園に移ってきました。
これを機に、動物園を「自然への窓」として、また大学を「自然への道先案内人」として連携を一層進めていきます。
関連リンク
- 京都市動物園のホームページ(外部リンク)
- 野生動物研究センターのホームページ
- サンクチュアリ・宇土のホームページ
- 京都大学と京都市が野生動物保全に関する教育及び研究の連携協定を締結(2008年4月18日)
![]() 式典の様子 | ![]() テープカット |
![]() チンパンジーに歓声を送るだん王保育園児たち | ![]() タワーに上がるチンパンジー |
![]() 門川大作京都市長 | ![]() 松本紘京都大学総長 |