能楽鑑賞会を開催しました。(2008年12月10日)

第52回京都大学能楽鑑賞会が 京都市左京区の京都観世会館で開催されました。本会は、創立記念行事音楽会とともに本学学生教職員のための課外教養行事として毎年開催されているものです。
今年の演目は、狂言「千鳥」と能楽「敦盛」二段之舞でした。 狂言では笑いに包まれ、能楽 では美しい舞を固唾を呑んで見つめるなど、伝統芸能の豊かな世界に会場全体が魅きこまれている様子でした。
今回、超満員の約600名が来場しましたが、 初めて能・狂言を観るという一回生・留学生から本会に20回以上参加しているという名誉教授まで、多様な顔ぶれでした。 当日実施したアンケートでは「伝統芸能というと敷居が高いのかと思っていたが何の予備知識もなく観てこんなに楽しめるものとは知らなかった。」 「来春卒業するがとてもいい思い出になった。」 など、感動の声が聞かれたほか、「課外教養行事の企画をもっと増やしてほしい。」「ぜひ今後とも続けていってほしい。」といった要望もありました。
![]() 片山清司、福王和幸、片山九郎右衛門 各氏らによる能楽「敦盛」二段之舞 | ![]() 茂山千三郎、茂山千五郎 各氏らによる狂言「千鳥」 |