アネッテ・シャヴァーン ドイツ連邦共和国教育研究大臣講演会を開催しました。(2008年10月6日)

アネッテ・シャヴァーン ドイツ連邦共和国教育研究大臣講演会を開催しました。(2008年10月6日)

 ドイツ連邦共和国教育研究大臣アネッテ・シャヴァーン氏の講演会が、百周年時計台記念館で行われました。主催はドイツ連邦共和国教育研究省及び京都大学で、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館が後援しました。

 講演に先立ち、シャヴァーン大臣、デア駐日ドイツ大使等と西村周三理事・副学長、大西珠枝理事・副学長、及び横山俊夫国際交流推進機構長との懇談で、学術交流等についての意見交換がありました。講演会は、横山機構長の司会により進行し、西村理事・副学長から京都大学とドイツの大学との継続的な交流等について触れながらの開会の挨拶に始まりました。大臣は「多国間研究政策-グローバル化の課題に立ち向かうために-」(ドイツ語原題:Optionen multilateraler Forschungspolitik zur Bewältigung globaler Herausforderungen)と題して講演され、会場には、京都大学内外から、学生や教職員、研究生などが多数参加しました。


西村理事とシャヴァーン大臣

 講演の中で、教育研究大臣という立場から学術の持つ大きな可能性について言及され、特に世界各国に共通の課題である、少子高齢化や地球温暖化の問題についても独自の視点から話されました。

 また、講演後の質疑応答では活発な意見交換がなされ、予定時間を超えて、拍手の中惜しまれながら終了しました。