「第15回JSPS拠点大学交流事業『都市環境』日中合同会議」を開催しました。(2008年9月2日~3日)

「第15回JSPS拠点大学交流事業『都市環境』日中合同会議」を開催しました。(2008年9月2日~3日)

 工学研究科では、9月2日(火曜日)~3日(水曜日)の2日間にわたって、豊橋技術科学大学の協力を得て、「第15回JSPS拠点大学交流事業『都市環境』日中合同会議」を豊橋商工会議所にて開催しました。本事業は、物質文明社会における公害問題の解決のみならず人の行動規範として省資源・省エネルギーを強く意識した、自然との共生を図りうる資源循環型社会の構築を目的とするもので、拠点大学である本学及び清華大学(中国)に加え、日本側32大学及び中国側9大学の協力大学の研究者計324名(日本側138名、中国側186名)の参加を得ている事業で、今年度で開始より8年目を迎えます。


セッションのようす

オープニング・セレモニー


左から、HAO Jiming 清華大学 教授、
津野 洋 京都大学 工学研究科 教授

 豊橋技術科学大学の北田敏廣教授が取りまとめを行った今回の会議では、本事業のコーディネーターである津野洋 工学研究科教授及びHAO Jiming 清華大学教授をはじめとした計50名(日本側24名、中国側26名)の研究者が参加し、まず、神野清勝豊橋技術科学大学副学長よりご挨拶いただいた後、「大気汚染制御・管理」及び「廃棄物制御管理と資源化」の2つのテーマのもと、7セッションにて活発な議論が行われ、更なる学術交流の発展が期待できる内容となりました。

 


早川勝豊橋市長(中央)を表敬訪問

 また、会議に引き続き、早川勝豊橋市長への表敬訪問を行い、本事業と今回の会議について説明を行ったほか、日中両国の環境問題等について意見交換を行いました。

 今後も、工学研究科では、本事業を通じ、多くの学術成果を挙げるとともに、途上国等の環境問題解決という観点から、国際社会への貢献を目指していきます。


集合写真

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