文部科学省 平成20年度「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」において本学から3件の課題が採択されました。(2008年8月5日)

文部科学省 平成20年度「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」において本学から3件の課題が採択されました。(2008年8月5日)

 文部科学省では、平成20年度「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」の3つのプログラムについて、戦略的原子力共同研究プログラムに8件、研究炉・ホットラボ等活用研究プログラムに5件、及び若手原子力研究プログラムに10件を採択し、本学からは各プログラムに1件、計3件が採択されました。

採択された本学提案課題

(1)戦略的原子力共同研究プログラム 【テーマ4:放射線利用による医療技術の高度化】

  • 加速器中性子源による癌中性子捕捉療法の高度化に関する研究 (研究代表者)小野 公二 原子炉実験所教授

(2)研究炉・ホットラボ等活用研究プログラム

  • 京大炉(KUR)及びホットラボの利用高度化に関する研究 (研究代表者)川端 祐司 原子炉実験所教授

(3)若手原子力研究プログラム

  • マイクロ・ナノ試験による個別粒界強度評価に関する研究 (研究代表者)澄川 貴志 工学研究科講師

原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ

 我が国における原子力研究の裾野をひろげ、効率的・効果的に基礎的・基盤的研究の充実を図るため、政策ニーズを踏まえたより戦略的なプログラム・テーマを設定し、競争的環境の下に研究を推進することを目的とする競争的資金として、文部科学省が平成20年度に創設した制度です。

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