京大病院オープンホスピタル - 第3回看護フェア - を開催しました。(2008年8月2日)

京大病院オープンホスピタル - 第3回看護フェア - を開催しました。(2008年8月2日)

  京大病院 看護フェア inオープンホスピタル2008を開催しました。今年で3回目となる同看護フェアは、地域住民、高校生や看護学生などに、院内各部門が安全で安心を得られる質の高い医療を提供していることや、病院で実施している活動を紹介し、将来医療を担う人材として活躍していただける方のためにも、京大病院の魅力を十分に伝えることを目的として企画されています。

 そのため、看護部だけはでなく、薬剤部や検査部、疾患栄養治療部や事務部などの各部門も加わり、オープンホスピタルとして開催されました。

 当日は、リクルートスーツ姿の看護学生をはじめ、500人以上の参加がありました。吹き抜けの外来棟1階アトリウムホールを会場とし、各診療科・部ごとの看護業務の 内容を写真や資料を使って説明するパネル展示コーナーが設置され、看護体験コーナーでは、フィジカルアセスメント(身体所見)シミュレーションや静脈穿刺シミュレーション、BLS(一次救命処置)講習、その他検査部による超音波検査体験や疾患栄養治療部による栄養診断シミュレーション等が行われました。

 また、ウェルネスエリアでは、正午から看護師等のフルート演奏によるミニコンサートが開催され、やすらぎのひとときとなりました。

 講演ステージでは、尾池和夫総長による「地震を知って震災に備える」と題した講演が午前に行われ、参加者は興味深い表情で聴き入っていました。また、午後から は、愛媛大学 藤崎 郁教授が「看護のサイエンスとアートをつなぐ~フィジカルアセスメントをケアにいかす~」と題して講演し、『おたんこナース』原作者の小林光恵氏が「そんな日もある!~ナースへの階段~」と題して、看護の魅力を語り、看護学生や新人ナースへ応援のメッセージを送っていました。

 病院見学ツアーも実施され、このフェアに参加した看護を学ぶ学生からは、「京大病院の看護業務を、授業で学習する以上に身近に感じることができた」「体験コーナーでは、とても貴重な経験ができた」「内容が盛りだくさんで、次回も来てみたいと思った」「京大病院について知ることができて良かった」「希望配置部署の看護師と話す機会が持てた」といった声が聞かれ、盛況のうちに終了しました。