電子ジャーナルおよび公開されているコンテンツの適正な利用について

電子ジャーナルおよび公開されているコンテンツの適正な利用について

2010年6月4日

最高情報セキュリティ責任者
(情報担当理事)

 本学では、学内の構成員に、出版社と契約して電子ジャーナル、電子ブック、データベースを提供しています。これらの利用にあたっては、おおむね以下の事項は禁止されています。

  • 個人利用の範囲を超えた大量のダウンロード
    特にプログラム等を利用した自動操作による一括した大量ダウンロード
  • 個人利用以外の利用
  • 複製や再配布

 また、学内ネットワークを通じて数々の無料コンテンツへのアクセス手段を提供していますが、それらの中には上記と同様の利用条件を課しているものがあります。
  これらの使用許諾条件に違反した場合、本学全体の利用制限等のペナルティが科せられることもあります。
  利用者の方々は、上記のことについて十分理解の上、適正なご利用をお願いします。

 このたび、米国国立衛生研究所(NIH)が無料で提供している医学関係のデータベースNCBI PubMedについて、本学からのアクセスが遮断されるという状況が発生しました。
  これについては、同データベースの管理者より、本学の情報システムから同データベースに対して通常予測できる範囲を越える多数のアクセスが検出されたため、不正利用とみなしてアクセスを遮断した旨の連絡が、平成22年5月29日(日本時間)にありました。
  そこで、本学にて原因の調査を行った上で、今後の不適切な利用の防止策の検討等を含めた利用停止解除の要請を同データベースの管理者に行ったところ、6月1日に遮断の解除が行われました。
  なお、同データベースは、平成18年にも不適切な利用が原因でアクセス制限を受けていたことがあり、今後同様のアクセスの制限が行われた場合に解除していただけるという保証はありません。

 今後とも、電子ジャーナル、データベース等のコンテンツの利用については、著作権に配慮し、提供者が課している条件の下で利用していただきますようお願いします。

担当部署

情報環境部 情報基盤課 情報セキュリティ対策室
E-mil: i-s-office*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
Tel: 075-753-7490、7491、7492

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