【学生の皆さんへ】薬物乱用防止に関する再度の注意喚起

【学生の皆さんへ】薬物乱用防止に関する再度の注意喚起

2009年10月23日

 さる10月3日、本学学生が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕されました。

 本学においては、本年2月に学生が大麻所持により逮捕される事件が発生し、学生一人一人に対する注意喚起に努めてきましたが、再びこのような事態が生じたことは極めて遺憾であり、残念でなりません。

 大麻や覚せい剤等の禁止薬物の乱用は、本人の精神と身体に悪影響を及ぼし、さらには友人や家族関係の崩壊にもつながるなど、本人だけでなく、社会全体に計り知れない害悪をもたらします。このため、その所持や使用は法律で禁止されており、違反者には厳罰が処せられるとともに、大学としても厳正に対処します。その結果、学生諸君の一生に大きな影響を及ぼすことになります。

 禁止薬物に対して安易な気持ちや一時の興味で接することのないよう十分注意するとともに、本学の学生としての自覚を常に持ち、責任ある行動をとるよう、改めて注意を喚起します。

平成21年10月23日
京都大学総長 松本 紘