京都大学 東京オフィス 連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ10 教育を考える

京都大学 東京オフィス 連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ10 教育を考える

 このたび、京都大学東京オフィスにて、連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ10を開催します。

 今回は、「教育を考える」をテーマとして、4名の研究者が講演します。

 教育を受け、学びの体験を積み重ねていくことで、人は初めて自らものを考えていくことが可能になります。また、そのことによって社会性や人間性を獲得し、成長していきます。そういった意味で、教育とは、人間が生きていく上で必要不可欠な営みのひとつだと言えるのではないでしょうか。

 教育学部・教育学研究科では、そんな教育を学問対象として研究するとともに、教育と実践の場を往還しながら、日々の活動が行われています。今回は、教育学研究科の教員4名が、哲学・心理学・社会学など様々な側面から「教育」について広く深くお話しします。

日時

2013年2月6日(水曜日)、2月20日(水曜日)、2月27日(水曜日)、3月6日(水曜日)
各回とも18時30分~20時00分

場所

京都大学 東京オフィス
※東京オフィスへのアクセスは以下をご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm

定員

各回100名

参加資格

どなたでもご参加いただけます。

参加費

無料

申し込み方法

全4回のシリーズですが、1回のみお申し込みいただくことも可能です。

申込用紙を以下よりダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールで東京オフィスまでお送りください。ご参加いただける方にのみ2月1日(金曜日)までに、本学より受付番号をご連絡します。各回とも定員を超える申し込みをいただいた場合は、抽選とさせていただきます。個別の抽選結果のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。

宛先

FAX: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

申し込み締切

全4回ともに、2013年1月28日(月曜日)

プログラム

第1回「大学入試を生涯学習という観点から考える」
2013年2月6日(水曜日) 18時30分~20時00分(定員100名)
講師:前平 泰志(教育学研究科長・教授)
内容:大学で学びたい人が増えていますが、その最初の関門は入学試験です。現在、京都大学を始めとして、多くの大学が入試改革を検討していますが、大学入試は、生涯学習という観点から言えばどのような意味があり、どのような改革が望ましいのでしょうか。学ぶ側の視点から考えてみたいと思います。
第2回「臨床の知-心理療法の実践から」
2013年2月20日(水曜日) 18時30分~20時00分(定員100名)
講師:皆藤 章(教育学研究科教授)
内容:少子高齢化・高度情報化社会を生きる現代という時代に、人間の「こころ」はどこに向かっているのでしょうか。このような時代に「こころ」が生きるために必要な「知」とは何なのか。心理療法の実践知から考えてみたいと思います。
第3回「三つ子の魂、どんな魂?-幼児期の心の発達を探る」
2013年2月27日(水曜日) 18時30分~20時00分(定員100名)
講師:子安 増生(教育学研究科教授)
内容:蝶々がかつて青虫であったことを忘れた顔をして飛び舞っているように、昔は子どもであったことを大人はすっかり忘れています。この講演では、発達心理学の最新の研究成果を参照しながら、かつての私たちの姿である幼児の心理に迫ります。
第4回「才を見極める-教育哲学の観点から」
2013年3月6日(水曜日) 18時30分~20時00分(定員100名)
講師:鈴木 晶子(教育学研究科教授)
内容:才を見極めることは、教育の主眼であるばかりでなく、国家や世界の命運を左右するほど重要な事柄です。古今東西の教育思想や哲学を手がかりにしながら、21世紀に問われるべき事柄について考えてみたいと思います。

問い合わせ先

京都大学 東京オフィス
〒108-6027 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
TEL: 03-5479-2220、FAX: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
ホームページ: /ja/tokyo-office/