学術情報メディアセンターセミナー 「グリーンAI-人工知能による環境貢献-」

学術情報メディアセンターセミナー 「グリーンAI-人工知能による環境貢献-」

 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 11月2日は臨時の開催として、「グリーンAI-人工知能による環境貢献-」と題して、富士ゼロックス株式会社の柴田博仁 シニア・リサーチャーに環境負荷をテーマに、文書出力と環境負荷について、そして、電力中央研究所の堤富士雄 上席研究員に節電をテーマに、音量調節のつまみのように節電できるシステムについて、それぞれ紹介いただきます。

 学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

日時

2012年11月2日(金曜日) 14時00分~16時00分

場所

学術情報メディアセンター南館2階 202マルチメディア講義室

参加費用

無料

参加申し込み

不要

対象

一般の方

プログラム

14時00分~15時00分 講演者 柴田 博仁(富士ゼロックス株式会社研究技術開発本部 シニア・リサーチャー)
講演題目 メディアの環境負荷を考える
講演概要 論文を読む際、ディスプレイで読むほうがエコなのか、あるいは紙に出力して読むほうがエコなのか。また、会議で文書を共有する際、プロジェクタで投影するほうがエコなのか、資料を紙で配布するほうがエコなのか。作業ごとのメディアの環境負荷を比較し、メディアの利用による環境負荷について、正しい認識を持つことを狙いとします。
15時00分~16時00分 講演者 堤 富士雄(電力中央研究所システム技術研究所 上席研究員)
講演題目 節電ボリューム
講演概要 音を絞るように、つまみを回転させるだけで節電を行える「節電ボリューム」を紹介します。節電ボリュームは、つまみを調節し電力の上限を指示すると、照明やエアコンなどの家電を、効用を考慮して瞬時に制御します。特徴は「しぼるだけで節電」「いつでも、どこでも、すぐに節電」「見える化と機器操作の一体化」「家電はこれまでどおりに使える」の4点です。本講演では、基本コンセプトに基づき開発したシステムで用いた、インタラクションのための機能について、実際の機器制御での事例を示しつつ紹介します。

問い合わせ

学術情報メディアセンター 森 幹彦
電話番号: 075-753-9052
E-mail: miki*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

備考

お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。

主催

京都大学 学術情報メディアセンター
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/