人文研アカデミー 夏期公開講座 「名作再読 - 道を語る いま読んだらこんなに面白い(6)」 

人文研アカデミー 夏期公開講座 「名作再読 - 道を語る いま読んだらこんなに面白い(6)」 

※ ポスターを追加しました。(2011年6月15日)

 「道(タオ)」とは、古代中国で唱えられた「真理」を表わすことばであり、道家の思想や道教を生みました。このことばは後に日本にも入り、日本の人びとの考えや暮らしにはかりしれない影響をあたえます。華道、茶道、武道、いずれも「道」であり、それぞれの奥に、深遠な境地があるとされました。一方、この漢字は「みち」と訓じられ、「道」はおもに奥へと到る筋みちを意味するだけでなく、日常に「生きる道」としても語られることになったのです。講座では、三者三様に選んだ「名作」が語る「道」をたどりたいと思います。

場所

京都大学人文科学研究所本館 共通1講義室

日時

2011年7月9日(土曜日) 13時00分~17時00分

プログラム

古勝隆一(人文科学研究所 准教授) 道とは何か -「老子」河上公注(かじょうこうちゅう)を読む -
横山俊夫(人文科学研究所 教授) 色道手引きを読む -「難波鉦」(なにわどら)-
黒岩康博(人文科学研究所 助教) 大衆化する「道」 - 飛田穂洲(とびたすいしゅう)「野球道」を読む -

聴講料

無料

申し込み

予約不要

問い合わせ

人文科学研究所 総務掛
TEL: 075-753-6902
E-mail: z-academy*zinbun.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)