現代アフリカの人びとが生きてきたさまざまな環境とその変貌について、長年にわたってアフリカに通い続けてきたフィールドワーカーがお話します。
主催
京都大学アフリカ地域研究資料センター
日時
2011年4月16日(土曜日)、5月28日(土曜日)、6月18日(土曜日)、7月16日(土曜日)、9月17日(土曜日) 15時00分~17時00分
会場
京都大学 稲盛財団記念館3階 中会議室
アクセス:http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/~front-a/access.html
受講料
4,000円(5講座)
※1回ずつの受講も可(1講座1,000円)
申し込み
受講を希望される方は、こちらのフォームから事前登録をお願いします。
ホームページ
http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/~front-a
もしくは下記のいずれかまでお名前、ご住所、お電話番号、ご希望講座を記してお送りください。
メール
front-africa*jambo.africa.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
FAX
075-753-7831
郵便
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係
プログラム
第1回 4月16日(土曜日)「サバンナに生きる」 太田 至
アフリカ大陸において、サバンナと呼ばれる地域は全体の23パーセントを占めており、その面積は日本の約19倍です。この地域では、乾燥した気候に適応した多様な生活が営まれていますが、今回は、家畜に依存しながら生活している牧畜社会の人びとの暮らしと、彼らが直面している現代的な課題についてお話しします。
第2回 5月28日(土曜日)「土に生きる」 荒木 茂
アフリカ農業にとって「土」は最も大切な要素のひとつです。アフリカ大陸の「土」にはどのような種類があり、どのような特徴をもっているのでしょうか。アフリカにおける「土」と人びとの暮らしとの関わりについてお話しします。
第3回 6月18日(土曜日)「焼畑に生きる」 大山 修一
総人口の6割が農村に住むというアフリカ大陸。焼畑を営みながら現金にほとんどたよらずに暮らす農村の人びとの生活を紹介します。現代アフリカの農村に生きる人びとの生活原理と、彼らが直面する課題について考えます。
第4回 7月16日(土曜日)「言葉に生きる」 梶 茂樹
世界で七千近くある言葉の3分の1はアフリカの人びとによって話されています。そこには多様で豊かな言葉の世界があります。この講座では、アフリカにおける言葉と社会の関わりについて諺や音楽の話をまじえてとりあげます。
第5回 9月17日(土曜日)「アフリカと生きる」 掛谷 誠
いま私たちは、遅れたアフリカというイメージの根拠を問い直し、これからのアフリカの未来を考える時期にきています。40年にわたるアフリカ研究の経験をふりかえりながら、地域がもつ潜在力に根ざしたアフリカ的発展を推し進めるアフリカ型農村開発のアプローチについてお話しします。
「アフリカ地域研究資料センター設立25周年記念・写真展-アフリカに生きる」開催について
日時
2011年3月31日(木曜日)~4月9日(土曜日)
10時00分~18時00分(土曜日は16時00分まで、日曜日は休館)
場所
京都大学 稲盛財団記念館1階 ロビー
入場
無料