寄附講座「先端電池基礎講座」を新設 (2008年6月24日)
平成20年7月1日より工学研究科に寄附講座「先端電池基礎講座」(寄附者:トヨタ自動車株式会社)を新設することになりました。
寄附講座「先端電池基礎講座」の概要
設置年月日 (寄附受入期間) | 平成20年7月1日 (平成20年7月1日から平成23年3月31日まで) |
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大学名(研究科名) | 京都大学(工学研究科) |
寄附講座の名称 (英文名) | 先端電池基礎講座 (Advanced battery research laboratory ) |
寄附者 | トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 渡辺 捷昭 |
寄附者の概要 | (1) 設立年月日:1937年8月28日 (2) 資本金:3,970億円 (3) 本社所在地:愛知県豊田市トヨタ町1番地 (4) 事業内容:自動車の製造・販売事業 |
寄附方法 | 分割寄附 |
寄附の時期 | 平成20年から平成22年 毎年3月 |
担当教員 | 西尾 晃治 特定教授(寄附講座) 宮崎 晃平 特定助教(寄附講座) |
研究目的等 | 低炭素社会の切り札の一つである電気自動車への適用を目指した二次電池の研究、並びにこれにかかわる技術者の教育を行う。 |
研究内容等 | 低炭素社会の切り札の一つである電気自動車への適用を目指した二次電池に関して、既存電池の電池反応の解明による高性能化と、その延長上にはない革新的な電池の開発の基礎となる開発の指針を提出することを目指す。 |
研究課題等 | ⅰ.電池性能を飛躍的に向上させる新規な正極活物質、負極活物質及び電解質の材料設計と合成に関する基礎研究 ⅱ.新材料を用いた新しい電池反応メカニズムの提案 ⅲ.電池材料の性能を高度に発現させるための電極/電解質界面形成方法の指針の提出を目指した基礎研究 ⅳ.出力、寿命などの重要な電池性能に係わる新しい評価手法の研究開発 ⅴ.その他 |
参考
- 日本経済新聞(6月26日 39面)に掲載されました。