第3回京都電気自動車フォーラムを開催しました。(2008年6月18日)

第3回京都電気自動車フォーラムを開催しました。(2008年6月18日)

 京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)の主要プロジェクトの1つである京都電気自動車プロジェクトでは、先端技術と伝統文化・技術の融合により、京都発の環境に優しい電気自動車【Kyoto-Car】の提案・開発に向けた取組みを行っており、吉田キャンパスVBL棟において「第3回京都電気自動車フォーラム」を開催しました。

 今回のフォーラムでは川隅隆彦氏(株式会社ジーエス・ユアサパワーサプライ)、伊藤修一氏(株式会社キャプテックス)、野々村道信氏(株式会社アウラ)より社会市場ニーズと開発を行っている電気自動車の紹介、また引原隆士教授(京都大学大学院電気工学専攻)から大学の持つシーズの一つとして、分散型電源の考え方について講演が行われました。この分散型電源はエネルギー源として電気自動車を既存インフラの中に組み込むために重要なものです。

 またメーカー開発の電気自動車だけでなく、京大VBLとベンチャー企業によって開発を行っている「京都型エコカー」を初披露し、特設コースによる試乗会を行い、複数の海外メディア/日本メディアの来訪もあり、予定の終了時刻を大幅に超過するなど、環境技術の関心の高さが伺えました。

「京都型エコカー」は、VBL玄関口にて保管していますので、いつでもご覧頂けます。


フォーラム特別講演の様子

VBLロビー展示のコンセプトカーの説明の様子

「京都型エコカー」の初披露

フォーラム参加者の集合写真
  • NHKで放送されました。
  • 朝日新聞(6月19日 30面)、京都新聞(6月19日 28面)、日本経済新聞(6月19日 35面)および読売新聞(6月19日 35面)に掲載されました。
  • 日本経済新聞(7月11日 17面)に関連記事が掲載されました。