京都大学連続公開シンポジウム 「倫理への問いと大学の使命」(第3回) ~「研究の自由」における倫理~
学問研究においては、自由な発想にもとづく独創性こそが真髄です。ここに「研究の自由」が認められる意義がありますが、その遂行はまず研究者自身の倫理的自覚の下に成り立っています。研究は、科学者コミュニティの中での「研究」の意義や社会の中における科学の位置を常に省察しつつ、進められなければなりません。
しかし昨今、生命、地球、環境など、社会の基本的価値にかかわる研究が展開されることによる研究の自由への倫理的制約が議論されています。他方で、成果や論文の捏造、研究資金の流用、研究上の差別等の問題が生じ、研究者自身の倫理が問い直されようとしています。
京都大学は、創立以来、学問研究の自由を掲げる「自由の学府」として今日に至ってきました。第3回シンポジウムでは、この「『研究の自由』における倫理」を様々な角度から検討しながら、研究の自由のもつ深い意義と大きな価値を皆様と一緒にもう一度考え直してみたいと思います。
京都大学公共政策大学院 教授 位田 隆一
日時
平成20年9月3日(水曜日) 午後1時~5時
場所
百周年時計台記念館 百周年記念ホール
演題・講師
| 基調講演 | 「科学者の倫理と行動規範」 入倉 孝次郎 京都大学名誉教授 |
|---|---|
| パネル講演 | 「生命倫理への挑戦は研究の自由を拡大するか?」 柳田 充弘 生命科学研究科特任教授 「工学研究者倫理の領界」 井手 亜里 工学研究科教授 「研究はだれのものか」 横山 美夏 法学研究科教授 |
| パネル討論 | 入倉 孝次郎、柳田 充弘、井手 亜里、横山 美夏 |
| コーディネーター | 位田 隆一 公共政策大学院教授 |
入場料等
無料 (当日直接ご参加いただいても構いませんが、出来る限り事前にお申込下さい。)
問い合わせ先
京都大学学生部学生課総務企画グループ
TEL: 075-753-2506 FAX: 075-753-2567
E-mail: rinri*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
- 京都新聞(8月27日 23面)に掲載されました。