【年次報告】 増え続けるCO2排出量に対し、いよいよ削減目標を設定

【年次報告】 増え続けるCO2排出量に対し、いよいよ削減目標を設定

二酸化炭素(CO2)排出量

1990年からほぼ倍増

京都大学のCO2排出量は、2006年度の段階で、1990年比およそ90%も増加しており、京都市でも第五位の排出事業者となっています。

増加の背景には、施設の増床・整備やグレードアップが進んだことや、大学院重点化により学生数が増加したことが上げられます。

1人あたり排出量は約4,200kg

-家庭生活での1人あたり平均排出量の3倍以上-

2006年度、京都大学では、年間約14万トンのCO2を排出しました。排出総量は増加傾向にあります。単位面積当たり排出量は減少傾向にありますが、一人当たり排出量は引き続き増加しています。

構成員一人当たり排出量は約4,200kgとなり、家庭生活における一人当たり平均排出量1,300kgの約3倍に相当します。

日本の温室効果ガス排出状況

2005年の段階で日本の温室効果ガス排出量は1990年比7.8%増となっており、2012年までの京都議定書第一約束期間における目標(1990年比 6%減)達成は容易ではない状況となっています。なかでもオフィスや学校、病院など「業務その他部門」は1990年比44.6%増と非常に高い伸びを示しており、今後厳しい対応を迫られることが予想されます。

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