京都大学,ミシガン大学,フライブルグ大学によるMicROアライアンス会議を開催しました。(2008年10月9日・10日)

京都大学,ミシガン大学,フライブルグ大学によるMicROアライアンス会議を開催しました。(2008年10月9日・10日)

  10月9日,10日,ミシガン大学において,京都大学,ミシガン大学,フライブルグ大学の3大学によるMicROアライアンス会議が開催されました。京都大学工学研究科を含む3大学は,微小電気機械システム(MEMS: Micro Electro Mechanical System)に関する学術協力をベースに関係を強化してきました。現在は3大学の関連する部局でトライアングルな協定も締結しております。MEMSに関連したこの3大学の関係は2004年にスタートし,MicROアライアンス会議は,第1回目は2004年に京都においてアライアンスの結成記念会議として開催され,その後3大学において交替で催されています。今回は5回目の開催となり主催はミシガン大学でした.。

 会議はミシガン大学の工学研究科長の Prof. David Munson の挨拶で始まり,各大学からそれぞれの特徴的な約30件の研究成果が発表され,活発なディスカッションが行われました。このような3カ国の関係は,工学研究科からの支援無しでは成り立ちませんでした。本 MicROアライアンス会議についても機械系での21世紀COEプログラム(『動的機械機能システムの数理システムと設計論』2003年度~2007年度)の支援のもとに回を重ねてきました。今回は電気系のGCOEプログラム(『光・電子理工学の教育研究拠点形成』2007年度~)からの支援がありました.海外と連携した研究・教育は今後の京都大学にとっても常に求められていくものになっていきます。今後もこのような機会を有効に利用し,各国大学との協調した学術関係を構築していく予定です。