10月4日(土曜日)
京都大学人文科学研究所 教授 岡村 秀典
「仏教文化の東伝をさぐる-発掘70年の歩み」
京都大学では、人文科学研究所を中心に、仏教文化の東伝をさぐる考古学調査を継続してきた。日本の海外調査をリードしてきた70年の歴史をふりかえり、蓄積された知的財産を今後いかに活用していくべきかを考える。
10月11日(土曜日)
京都大学 名誉教授 樋口 隆康
「京大イアパ調査を回顧する-イラン・アフガニスタン・パキスタンの考古学調査」
東西文明の十字路として名高いガンダーラでは、1959年より京大隊による仏教遺跡の調査がおこなわれてきた。1970年にはじまる中央アジア最大の石窟寺院バーミヤーンの調査を中心に、その成果を回顧する。
10月18日 (土曜日)
京都大学 名誉教授 西川 幸治
「ガンダーラ仏教寺院址を掘る-メハサンダ・タレリ・ラニガト遺跡の発掘」
1960年代に発掘したメハサンダとタレリ寺院址の成果をうけて、1983年よりガンダーラ屈指の規模を誇るラニガト寺院址の調査をおこなった。この3遺跡の成果をもとに、ガンダーラ仏教寺院の構造と変遷を考える。
10月25日 (土曜日)
京都大学人文科学研究所 教授 曾布川 寛
「シルクロードの終着点・雲岡石窟」
インド、ガンダーラからシルクロードを経た仏教美術は、北魏の都大同郊外の雲岡に達して一大モニュメントを生みだした。雲岡石窟の大仏は西方の仏教様式の伝来を物語ると同時に、異民族の仏教国家北魏のシンボルでもあった。
日時 | 10月4日、10月11日、10月18日、10月25日 各日13時30分~16時00分 |
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会場 | 京都大学総合博物館 2階セミナー室(エレベーター有) |
定員 | 30名(応募者多数の場合は抽選) |
受講料 | 6,200円(全講義を通しての受講料です。受講決定通知後に受講料を振込願います。納められた受講料は返金できません。) |
交通機関 | 【市バス】 【京阪】 |
申込方法 | はがき・電子メール・FAXでお申し込みください。 (はがきでの申込) (電子メール・FAXでの申込) *申し込みは1人1通とし、複数の申し込みは無効とします。受講申込の受付採否は後日お知らせします。 |
申込締切 | 2008年9月19日(金曜日) ※ただし、定員に達しない場合、締切後も申込を受け付けます。 |
申込・問い合わせ先 | 京都大学総合博物館 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 電話番号:075-753-2721 FAX番号:075-753-3277 申込用アドレス:koukai*inet.museum.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください) |
URL | http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/indexj.html |
その他 | 詳細ポスター(PDF) (501KB) |