聴講講義: Japanese Popular Culture

聴講講義: Japanese Popular Culture

  • Japanese Popular Cultureの授業は週1回×約200分の形式で行われました。日本の現代文化、特にメディアというテキストを批判的に分析し、議論することが目的とされていました。毎週1つずつトピックが定められており(Cool Japan, Otakuology, Shojo Bunka, Takarazuka, Kohaku Utagassen, TV Drama, Disaster Anime, Keitai Studies, Ramen on film, Presentation)、たいていの回は、先生によるイントロダクション→事前リーディングに基づくディスカッション→トピックに関する映像等を見る→それについてのディスカッションという形式の授業でした。ディスカッション中心の授業だったので、授業は毎回とても面白くかつ活気にあふれており、学生同士、また先生と学生の間でも盛んに意見交換が行われました。また、漫画ミュージアム、宝塚大劇場と手塚治虫ミュージアム、拉麺小路と京都駅(フィールドワークとして携帯・スマホに関するインタビューも行いました)の計3回のフィールドトリップがありました。また、ゲストスピーカーとして、元タカラジェンヌの方がお話しに来てくださいました。課題は少なめで、リーディング課題が1週あたり論文3本(60ページくらい)、ライティング課題が10週で計4本のreflection papersの提出、それから最後の週にfinal presentationがありました。Final presentationもトピックは自由で、関西弁、恋愛ゲーム、サルサ、ソーシャルゲーム、ポケモンなど、様々なトピックが扱われていました。私はJ-Popにおける英語歌詞についてプレゼンをしました。Final presentationの週(最終週)はいつにもまして、笑いと拍手の絶えない200分でした。計10回の授業は、毎回とても楽しく、時間が経つのを忘れてしまうほどでした。(人環M2)
  • 講義内容は日本におけるポピュラーカルチャーの特徴や社会への影響について、視聴覚資料と事前予習に基づいた少人数ディスカッションを中心に考察するものでした。事前予習には毎回合計40ページから80ページほどの英語論文資料の通読が課せられておりましたが、私は試験期間が重なっていたこともあり、なかなかその資料を精読することができず、少人数ディスカッションで貢献することが難しかったです。しかし、きちんと予習に取り組むことができた時や、グループに与えられた課題が視聴覚資料に基づくものであった場合には、できるだけ率直にかつ、スタンフォードの皆が興味を持ってくれるような発言を心がけました。とはいうものの、議論が英語になるだけで、私の拙い英語では思っていることを伝えることもままならず、授業は毎回私にとって大変緊張感あふれるものでした。(法B2)