第12回 京都大学地球環境フォーラムを開催しました。(2012年2月4日)

第12回 京都大学地球環境フォーラムを開催しました。(2012年2月4日)

 環境省・環境人材コンソーシアムと共同で、一般財団法人持続性推進機構の協賛を受け、百周年時計台記念館において第12回京都大学地球環境フォーラムを開催しました。

 本フォーラムでは、政治・経済の変容と地球環境の変化、そして大災害を経て社会の価値変革が求められるいま、新たな「豊かさ」の指標として注目されている「国民総幸福」(GNH)を取り上げました。特に、その先駆として知られるブータンの事例を交え、これからの日本社会が進むべき道を探り、そのための政策や教育(特に環境人材教育)の役割について学内外の講演者からの話題提供がありました。その後、パネルディスカッションを行いました。

 定員120名の会場は満席となり、盛会のうちに終了しました。地球環境学堂は、研究成果の社会還元や情報提供に積極的に取り組んでおり、今後もこのようなシンポジウムを開催していく予定です。

 開会の挨拶をする増井久輝 環境省総合環境政策局環境教育推進室室長補佐
会場の様子

左から、講演を行う池口龍法 知恩院僧侶、内田由紀子 こころの未来研究センター准教授、勝見武 地球環境学堂教授、西村美紀子 環境人材育成コンソーシアム事務局長、松下和夫 地球環境学堂教授