「京阪神地区大学 新技術説明会」を開催しました。(2011年11月22日)

「京阪神地区大学 新技術説明会」を開催しました。(2011年11月22日)

 京都大学産官学連携本部の呼びかけで京阪神の国公私立15大学(京都大学、大阪大学、神戸大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、京都工芸繊維大学、甲南大学、神戸学院大学、大阪市立大学、京都府立医科大学、大阪府立大学、京都産業大学、兵庫県立大学)が連携し、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の支援を得て、大阪・中之島の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)において「新技術説明会」を開催しました。

 新技術説明会は、研究成果の社会還元を促進するため、大学発のライセンス可能な特許(未公開出願を含む)や、大学から共同研究を希望する技術シーズを発表する催しです。

 今回は、合計30件の最新の技術シーズを「バイオ」、「ナノ・材料」、「情報通信」、「メカトロニクス・ロボティクス」、「計測技術」および「製造技術」の分野に分け、2会場同時進行で広く関西の企業等に紹介しました。最先端の研究成果を産業界で活用していただくことにより、新たなイノベーションの創出による関西の活性化を図るものです。

 当日は約180名の企業等関係者が発表者の説明を熱心に聞き入り、発明内容に興味を持った企業関係者が、個別相談コーナーで発表者と話し込む姿も見受けられました。

  産官学連携本部では、今後もこうした説明会等を通じて企業とのマッチングを進め、京都大学の研究成果の社会への還元を図っていきます。


左から、発表する木村恒久 農学研究科 教授、千葉大地 化学研究所 助教、川口昭夫 原子炉実験所 助教と主催者挨拶する牧野圭祐 産官学連携本部長、小原満穂 JST理事

会場の様子