SCTI2010の京都大学聴講生向け事前説明会が行われました。(2010年3月4日)

SCTI2010の京都大学聴講生向け事前説明会が行われました。(2010年3月4日)

 国際交流センター 多目的講義室において、SCTI2010(授業実施期間:2010年4月~6月)京都大学聴講生の事前説明会が行われました。
  今回の聴講生募集では、定員の2倍近くの応募者が集まりました。聴講応募に必要な英語能力は、TOEFLスコアiBT79点以上(IELTSは応相談)、TOEIC830点以上です。

 事前説明会では、まず全員が自己紹介を行い、森純一 国際交流センター長・国際交流推進機構長から激励と聴講においてのアドバイス、河合淳子 准教授から聴講上の諸留意点の説明を行いました。「聴講生」という名ではあるものの、実際にはスタンフォード大学の学生と同等の参加と課題の提出が課されること、京都大学の代表であることを意識して参加するように、という説明を受けて、聴講生たちは気をひきしめている様子でした。


森国際交流推進機構長、河合准教授による聴講に関しての説明

学生による自己紹介

SCTIとは

 SCTI(スタンフォード技術革新センター)は米国スタンフォード大学の日本留学プログラムとして1990年に誕生しました。日本との関わりを持つ上で必要となる知識・資質を身につけたアメリカの若い世代の育成を目的としています。参加学生は毎年約35名で、すべてスタンフォード大学の学生です。専攻は工学、自然科学、経済学、政治学、国際関係学等多岐にわたっていますが、技術系専攻の学生が多いのが特徴です。日本語教育にも力を入れており、来日前にはスタンフォード大学本校において日本語授業の履修が義務づけられている他、来日後は毎週8時間の日本語の授業が必修科目となっています。2006年夏より同志社大学今出川キャンパスに移動しました。

 本学学生が聴講できる講義は、同志社大学今出川キャンパスのスタンフォード技術革新センターで行われています。これまで提供された講義例は、日本のイノベーション、政治経済学、日本の国際外交、日本の宗教、京都の建築・建築史等です。

 講義の期間は4月~6月(募集:2月)です。募集要項・申請書は京都大学ウェブサイトの留学・国際教育のページで公開します。また、留学生課でも配布しています。

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