第6回京都大学東南アジアフォーラムおよび同窓会パーティーをバンコクで開催しました。(2010年2月5日・6日)

第6回京都大学東南アジアフォーラムおよび同窓会パーティーをバンコクで開催しました。(2010年2月5日・6日)


開会の挨拶をする大西理事・副学長

 本学と本学のタイ人卒業生を主とする同窓会組織KYOTO UNION CLUB(KUC)が主催する第6回東南アジアフォーラムを2月6日にバンコクで開催しました。

 京都大学東南アジアフォーラムは、本学と東南アジア諸国の本学同窓会組織の親交を深めると同時に、本学の多岐にわたる学術成果を東南アジア社会へ還元することを目的として、2007年度以降インドネシアとタイで毎年1回ずつ開催しています。タイで通算3回目となった今回のフォーラムは、高齢化が進むアジア社会における今後の医療サービス・技術の方向性を議論のテーマとしました。はじめに大西有三 理事・副学長の開会の挨拶があり、続いてタイ国日本大使館の小町恭士大使(昭和44年法学部卒)より祝辞がありました。第一部では、タイ人医師による最先端の治療技術の紹介のほか、松林公蔵 東南アジア研究所教授によるコミュニティベースの高齢者医療に関する講演などを行いました。また、第二部のパネルディスカッションには、清水展 東南アジア研究所教授が討論者の一人として登壇しました。そして、170名を超える一般のタイ人の聴衆との間で活発な質疑と意見交換を行った後、水野広祐 東南アジア研究所所長が閉会の辞を述べました。

 また、本フォーラムの前日には、在バンコクの日本人・タイ人同窓生など約50名の出席を得て、東南アジア研究所バンコク連絡事務所において京都大学同窓会パーティーが行われました。パーティーでは、バンコク京都大学日本人同窓会の園田光宏会長(昭和52年工学部卒)が同窓会活動を今後一層充実させる意向を披露された後、日本人・タイ人の同窓生が和やかに歓談し、お互いの親睦を深めました。


170名を超える参加者が集まった会場

フロアの一般参加者からの質問

右から、Kyoto Union ClubのWiwut会長、大西理事・副学長、園田バンコク京都大学日本人同窓会会長、水野東南アジア研究所所長

歓談の様子