初期診療・救急科 山畑佳篤助教の帰国報告会を実施しました。(2010年2月1日)

初期診療・救急科 山畑佳篤助教の帰国報告会を実施しました。(2010年2月1日)

 JICA国際緊急援助隊の一員としてハイチに派遣されていた医学部附属病院初期診療・救急科の山畑佳篤 助教が1月29日に帰国しました。2月1日、2週間の現地活動の帰国報告会を同病院において行いました。

 まず中村孝志病院長から慰労の言葉があり、任和子 看護部長から花束の贈呈がありました。続いて山畑助教より現地での活動状況について、「27名で構成された援助隊は、首都ポルトープランスの郊外約40kmにある震源地に近い人口10万人のレオガン市に入った。9割の建物が崩壊し、住民は簡易テントで路上生活をしていた。未治療の外傷患者が多く、隊は看護学校の敷地で仮設診療所を開き、18日から25日まで534人の診察を行った」と報告がありました。

 最後に山畑助教は、「日本の医療技術が役立った。復興には各国からの長期支援が必要で関心を持ち続けてほしい」と語りました。


活動報告の様子

任看護部長から花束を受け取る山畑助教