平成22年度京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程入学試験における出題ミスについて(2009年11月18日)

平成22年度京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程入学試験における出題ミスについて(2009年11月18日)

【公表にあたって】

 このたび、平成22年度医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程の問題の一部に出題ミスがあることが判明しました。

 この事実を厳粛に受け止め、再発防止のためにも深く反省して、ここに発表いたします。

  1. 出題ミスの内容
      平成21年11月10日(火曜日)に実施した医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程における学力検査において、「外国語(英語)」の問題II の設問2の出題文に誤りがあることが判明した。
    (誤) 2.Explain which field of science should itself with concern under-nutrition and obesity?
    (正) 2.Explain which field of science should concern itself with under-nutrition and obesity?
  2. 出題ミスの発見の経緯
      試験実施日の翌日(11月11日(水曜日)午前10時頃)、人間健康科学系専攻教員が入試問題の出題文の間違いに気がついた。
  3. 採点方法及び受験者への周知について
      出題ミスが試験終了後に発見されたこと及び出題文が文章として成立していなかったため、その問題に対し受験者全員を正解として配点の30点を加えることとした。このことによる、合否判定への影響はないものと判断する。
        ※ 出題ミスのあった問題の配点は、200点満点中の30点。
      出題ミスの内容及び採点上の措置を医学研究科ホームページに掲載するとともに、文書にて受験者に通知する予定である。
  4. 出題ミスの起こった原因とチェック体制について
      「外国語(英語)」の入試問題の取り扱いにおいて、入試関係者間の確認事項及びチェック体制の連携の不徹底により出題ミスが生じた。
  5. 今後の対応策
      医学研究科では、出題ミス防止について努力しているところであるが、今回、このような出題ミスが起こったことは大変遺憾である。
      今後は医学研究科では出題ミス防止のため、試験問題の作成、チェック体制の問題点、及び連携を再度見直すこととし、マニュアルにおいて明確に定めるとともに、これらの対策を徹底することにより、二度と出題ミスのない体制を構築し、再発防止に努める所存である。

参考

募集人員 15名
志願者数 11名
受験者数 11名