「アトムサイエンスフェア2009」を開催しました。(2009年10月25日)

「アトムサイエンスフェア2009」を開催しました。(2009年10月25日)

 京都大学原子炉実験所では、「アトムサイエンスフェア2009」を開催しました。このイベントは、小学生から一般の方まで、地域住民の方々に広く科学に興味を持ってもらうため、地元自治体(熊取町、泉佐野市、貝塚市)の教育委員会等の協力を得て、2002年度から継続して実施しているもので、今回が第8回目です。

 前回に引き続き、2つの実験コーナーと体験コーナー、展示コーナーを設け、参加者がすべてのコーナーを順次体験し、楽しんでもらえるようにしました。

 当日は小雨がパラつくような空模様でしたが、52名の子供達(保護先を合わせると93名)の参加があり、それぞれのコーナーを楽しみました。

 磁性スライムの実験では、スライムに磁石を近づけた時のスライムの奇妙な動きを面白がり、大変楽しんでいる様子でした。また、定番の霧箱実験や、展示コーナー、体験コーナーでも、子供達は目を輝かせて実験に取り組み、そして驚きの体験をして歓声を上げたり、熱心に質問したりする姿が見られました。

 最後に、実行委員長から一人一人に修了証が手渡され、「アトムサイエンス博士」の称号が授与されました。子供達は恥じらいながらも嬉しそうに修了証を受け取っていました。


実験コーナー「磁性スライムの実験」に取り組む子供たち

「アトムサイエンス博士号」を授与される参加者