防災研究所公開講座 「災害のことわざシリーズ1-地震、台風、火事、おやじ-」を開催しました。(2009年10月1日)

防災研究所公開講座 「災害のことわざシリーズ1-地震、台風、火事、おやじ-」を開催しました。(2009年10月1日)

 防災研究所は、キャンパスプラザ京都において第20回京都大学防災研究所公開講座を開催しました。本年度は、「災害のことわざシリーズ1」と題して、現代の怖い災害として、地震、台風、火事を取り上げ、これらに関する防災研究の最先端をわかりやすく紹介しました。

 当日は、「地震の巣をイメージングする」(大志万直人 教授)、「台風による強風被害」(丸山敬 准教授)、「地震に強い都市はどうやって造られるのか」(中島正愛 教授)、「地震のあとは火災が怖い」(田中哮義 教授)、「総合的な災害リスクマネジメント;おやじの総合力・包容力」(岡田憲夫 所長)の5つの講演がありました。「地震」、「台風」、「火事」をテーマにした講演のあと、最後に岡田所長が総合的な災害リスクマネジメントとして、防災・減災における「おやじ」の役割について講演を行いました。

 講演終了後の「総合討論」では、飯尾能久 教授による司会のもと、講演後に参加者から提出された質問や意見に対して、講演した先生方らの活発な討論が行われました。一般市民、技術者、自治体職員等約130名の参加者は、最後まで熱心に聴講されました。

講演する岡田防災研究所長