平成21年度大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程(平成21年度10月期入学)、平成22年度大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程(平成22年度4月期入学)入学試験における出題ミスについて(2009年8月11日)
【公表にあたって】
このたび、平成21年度大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程(平成21年度10月期入学)、平成22年度大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程(平成22年度4月期入学)の問題の一部に出題ミスがあることが判明いたしました。
この事実を厳粛に受け止め、再発防止のためにも深く反省して、ここに発表いたします。
- 出題ミスの内容
平成21年8月10日(月曜日)に実施した平成21年度大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程(平成21年度10月期入学)、平成22年度大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程(平成22年度4月期入学)入学試験における専門試験の問題番号T-3(3)の文中ただし書きの部分、及びその英訳の部分の2箇所に以下の誤りがあった。
(4ページ目、本文下から7行目、及び本文下から4行目)
「ただし,・・・ページXから出ているリンク数・・・」とすべきところ、
「ただし,・・・ページXに流入しているリンク数・・・」と誤った。
「Here, ・・・the number of hyperlinks starting from Page X.」とすべきところ、
「Here, ・・・the number of hyperlinks terminating at Page X.」と誤った。 - 出題ミス発見の経緯
社会情報学専攻修士課程では17題中3題を選択して解答することとなっている。
平成21年度10月期入学の募集人員は若干名で、受験者数2名(4月期入学併願者1名を含む)である。
平成22年度4月期入学の募集人員は35名で、受験者数は41名である。
当該問題選択者は21名である。
8月10日の試験終了後、採点過程において出題ミスがあることが発見された。 - 受験者の採点方法及び受験者への周知について
情報学研究科において緊急に答案を調査した結果、ただし書きの部分とはいえ問題に現れる記号の定義の誤りであるため、出題ミスの影響を受けた受験生がいることが判明した。このため、当該問題を選択した者が不利益を被ることがないよう、当該問題(問題T-3 の小問(3))については、選択者全員の答案を正解とする。
受験者には、 8月11日(火曜日)(2日目)の入学試験開始前に、出題ミスの内容及び採点上の措置を掲示により周知した。また、文書にて通知する予定である。 - 出題ミスの起こった原因とチェック体制について
問題については、出題委員が問題案作成後、出題委員長が最終版問題を作成し、出題委員本人が解答作成などの最終点検を行った。その後、出題委員以外の教員複数名により問題の最終確認を行ったが、ミスの発見に至らなかった。 - 今後の対応策
情報学研究科としては、入試問題の出題にあたって、複数の教員によるチェックをさらに徹底するとともに、再発防止策として、出題ミス防止のためのマニュアルを策定し、実施する。