留学生ラウンジ「きずな」 外国人留学生のための見学旅行を実施しました。(2009年3月4日~6日)
留学生ラウンジ「きずな」では、3月の特別イベントとして、3月4日から6日にかけて、九州方面(別府・湯布院・博多)へ外国人留学生のための見学旅行を実施しました。この見学旅行は、京都大学で学ぶ外国人留学生が、所属学部・研究科の枠を超えて交流することを促進し、また日本の文化を経験して異文化理解を深めることを目的とするもので、合計30名の留学生が参加しました。
初日は京都大学を出発し、バスで大阪南港に向かい、そこからフェリーで一晩かけて九州(大分・別府港)を目指しました。
翌朝、別府港から再びバスで移動し、まず「十文字原天文台」で朝陽に輝く別府市内の眺望を楽しんだ後、「地獄めぐり」へと向かい、「海地獄」、「血の池地獄」などの温泉を見学しました。午後は町並みの美しい湯布院を散策し、それから歩行者専用としては日本一の吊り橋である「九重夢大吊橋」を訪れ、夜は宝泉寺にある温泉旅館で旅の疲れを癒し、皆で楽しく夕食を摂りました。
最終日は、福岡県へ向かい、学問の神様として有名な「太宰府天満宮」を見学したあと、最後に博多人形の絵付け体験に挑戦しました。留学生にとっては予想以上に筆使いが難しかったようですが、素焼きの博多人形に慎重に色づけをしていき、とても良いオリジナル作品ができました。博多駅からは新幹線で京都への帰途につきました。
3日間を通じて、残念ながらあまり天候には恵まれませんでしたが、新しい友人をつくる貴重な機会となり、日本の文化や伝統工芸に触れ、大変有意義な時間を過ごしました。
![]() 地獄巡りにて |
![]() 九重夢大吊橋の展望台にて |
![]() 太宰府天満宮にて |
![]() 博多人形絵付け体験を楽しむ参加者 |