第12回リカレント教育講座「『心の教育』を考える - 個のあり方を大事にする関わり -」を開催しました。(2009年2月13日・14日)
主催: 教育学研究科附属臨床教育実践研究センター
共催: 教育実践コラボレーション・センター、大学院GP「臨床の知を創出する質的に高度な人材養成」
臨床教育実践研究センターでは、年1回、教育相談活動に携わる専門家(幼・小・中・高校教諭、養護教諭、心理臨床専門家)を対象に、研修活動の一環として、リカレント教育講座を開催しています。不登校、非行、ひきこもりなど、現在の教育現場で大きな問題となっている現象を通じて、子どもの心や教育について深く考えることをねらいとしており、毎年、全国から熱心な教師や臨床心理士等専門家の参加を得ています。
第12回となる今年度は、「個のあり方を大事にする関わり」を全体テーマとして、平成21年2月13日(金曜日)および14日(土曜日)の2日間の日程で開催しました。第1日目には分科会に分かれて事例検討を行い、第2日目には長年独自の取り組みをされている学校教諭や心理臨床家をシンポジストに迎えてのシンポジウムを行いました。
事例検討会では、個別の関わりの重要性について、また個々の動きを集団の中で考えることの大切さについて活発に意見が交わされました。またシンポジウムでは、講師がこれまで独自で行ってきた個別の関わり方に対して「多くの刺激を受け、自分の現場においても生かしていきたい」という感想が寄せられ、大変好評でした。
来年度以降も引き続き開催していく予定です。
関連リンク
- 第11回リカレント教育講座「『心の教育』を考える - 発達障害と家族への支援 -」(2008年2月16日)
- 第10回リカレント教育講座「『心の教育』を考える - 子どもの育ちと身体 -」(2007年2月21日)