新入留学生のための見学旅行を実施しました。(2008年9月17日~19日)

新入留学生のための見学旅行を実施しました。(2008年9月17日~19日)


岐阜・高山にて

 国際部留学生課は9月17日から19日にかけて飛騨高山、白川郷、北陸方面へ新入留学生のための見学旅行を実施しました。この見学旅行は、新入留学生に研究科・学部の枠を超えて交流し、日本の地方文化を学習してもらうことを主な目的としています。43名の留学生は大部屋(5~6名)で布団で寝るという団体生活を行いました。幸いにも台風13号の影響もなく、和やかに旅を終えることができました。

 第一日目は京都大学を出発し、バスで岐阜県高山市を訪れ「高山まつりの森」の見学及び古い町並みを散策し、伝統工芸と町の歴史を学び高山市内で泊まりました。第二日目は「宮川朝市」を見学したあと、世界遺産「白川郷」を訪れ、合掌作りの家が散在する一帯を歩いたあと、山上から山村全体の眺望を楽しみました。次いで金沢市内に入り「兼六園」ではボランティアガイドによる英語での説明を聞き、広大な日本庭園を見学しました。この日は日本旅館に泊まり浴衣を着て温泉を体験しました。最終日は福井県に入り東尋坊の大自然を満喫した後、曹洞宗本山永平寺を見学し、最後に「越前和紙の里」で紙漉き体験学習に参加しました。それぞれが好きな草花や稲穂を漉き込んでから彩色し、美しい色紙を旅の記念として持ち帰りました。

 この見学旅行では、日本の伝統文化が色濃く残る飛騨・北陸地方を巡りその特徴を学ぶとともに、互いに協力し助け合いながら団体生活をすることの大切さを学んだ有意義なものとなりました。

  
岐阜・白川郷にて


福井・東尋坊にて


福井・永平寺にて

  
越前和紙の里にて