※ 全プログラムとも申し込みを締め切りました。(2010年10月25日)
京都大学 東京オフィスでは、「東京で学ぶ 京大の知」をスタートします。
今回は「王朝文学の世界」をテーマとして本学文学研究科の教員の語りをきっかけとした学びの場を11月より4回に亘り提供します。
平安時代の京都を中心に、宮廷に暮らした女性たちが書き著した物語や随筆を主題として、それらの作品の概要やその雅な世界の背景にある文化や言語などについて、研究の最前線に立つ京都大学の研究者たちがわかりやすく語ります。
京都で生まれ育った王朝文学の世界を、ぜひ肌で感じて、考えてみてください。
日時
2010年11月10日(水曜日)、11月17日(水曜日)、11月24日(水曜日)、12月1日(水曜日)
各回ともに 18時00分~19時30分
場所
京都大学 東京オフィス
東京オフィスへのアクセスは以下のホームページをご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm
定員・参加資格
各回100名、どなたでもご参加いただけます。
※全4回のシリーズですが、1回のみご参加いただくことも可能です。
参加費
無料
締め切り
・2010年11月10日(水曜日)開催分: | 11月3日(水曜日)申し込み締め切り |
・2010年11月17日(水曜日)開催分: | 11月10日(水曜日)申し込み締め切り |
・2010年11月24日(水曜日)開催分: | 11月17日(水曜日)申し込み締め切り |
・2010年12月1日(水曜日)開催分: | 11月24日(水曜日)申し込み締め切り |
申し込み方法
全プログラム、定員に達しましたので申し込みを締め切りました。多数の申し込みありがとうございました。(2010年10月25日)
申し込み用紙を下記よりダウンロードし必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailでお送りください。先着順での受付とさせていただきますのでお早めにお申し込みください。各回とも100名に達し次第、受付を締め切らせていただきます。ご参加いただける方にのみ、本学より受付番号をご連絡します。
「王朝文学の世界」申し込み用紙(PDF)
「王朝文学の世界」申し込み用紙(Excel)
FAX: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
プログラム
「王朝文学と漢文学」 2010年11月10日(水曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
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話し手:大谷雅夫(京都大学大学院文学研究科 教授) 内容:平安時代の知識人は漢文学を崇敬し、王朝仮名文学もまた漢文学の刺激のもとに新たな構想や表現を獲得することになった。蜻蛉日記・源氏物語・狭衣物語における漢文学受容の様相を確かめることによって、王朝文学をより正確に読みときたい。 |
「王朝物語の世界」 2010年11月17日(水曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
話し手:金光桂子(京都大学大学院文学研究科 准教授) 内容:平安時代に数多く作られた、貴族社会を舞台とする虚構の物語の中で、『源氏物語』 の存在はやはり大きい。『源氏物語』の出現によって王朝物語の描く世界はどのように変容したのか、作品を読み解きながら考える。 |
「王朝時代のことばと文字」 2010年11月24日(水曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
話し手:大槻 信(京都大学大学院文学研究科 准教授) 内容:日本語の文字表記は世界一複雑だと言われる。仮名だけでも、平仮名と片仮名の二種類がある。二種類の仮名はどのようにして成立したのだろう。また、 両者の違いは書かれる中身やことばとどう関係しているのだろう。 仮名を生み出した王朝時代を中心に、日本語の文字について考える。 |
「王朝語の源流」 2010年12月1日(水曜日)18時00分~19時30分(定員100名) |
話し手:木田 章義(京都大学大学院文学研究科 教授) 内容:平安時代の言葉は我々が古語として学んだ体系であるが、それは奈良時代の言葉とどのように違っていたのか。奈良時代語がどのように変化して、平安時代語の体系に姿を変えていったのかを中心に考える。 |
問い合わせ先
京都大学 東京オフィス
〒108-6027 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
TEL: 03-5479-2220
FAX: 03-5479-2221
E-mail: t-office*www.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
ホームページ: /ja/tokyo-office/