インテグリティセミナー:科学者の生き方と責任 -2010年度 第4回:地震防災政策と予知研究-

インテグリティセミナー:科学者の生き方と責任 -2010年度 第4回:地震防災政策と予知研究-

セミナー趣旨

  「科学者の生き方と責任」、この基盤となる「人間としての生き方と責任」について学び、考える機会を広く提供します。このテーマは研究者や研究を志す人だけでなく一般市民の皆さまも含め、社会全体で考えていくべき問題です。
  そこで、科学者の特色、あるいは科学者に求められる考え方について4回のセミナーシリーズを通して考えていきます。
  セミナーは、(1)講演者による講演、(2)講演者と最先端の科学研究に取り組んでいる科学者との対話、(3)講演者とフロアとの質疑応答の3つのパートで構成されます。

第4回の概要

 演題:「地震防災政策と予知研究」

 自然法則は人間がある時代にある社会で作ったルールとは根本的に異質な基本ルールである。自然法則(科学的事実)と社会政策が矛盾すれば、遅かれ早かれ必ず破綻してしまうだろう。特に「科学によって問うことはできるが、科学によって答えることのできない問題群からなる領域(トランスサイエンス)」でこのような問題が生じる可能性がある。一例として地震予知が可能であるかという課題について考えていきたい。

日時

2010年7月3日(土曜日)13時30分~15時00分

場所

京都大学 吉田キャンパスiCeMS本館2階セミナー室(下図参照)

講演者

河田惠昭 関西大学 社会安全研究科・社会安全学部 研究科長・学部長・教授

対象

一般※

※ 本セミナーは、「大学院生が広い視野を持ち、新しい学問領域を創造できるような研究能力を備えるためには、所属研究科の専門教育に加えて、研究科を横断して実施される「研究科横断型教育」を受講することが有効」という京都大学の考えのもと、理系・文系両方の大学院生が履修する「研究科横断型教育プログラム」の一環として開講されます。
  しかしながら、「科学者の生き方と責任」というテーマは、研究者からの視点のみに偏ることなく、広く一般市民の視点からも議論を行うことが必要であることから、大学院生に加え一般からの参加も呼び掛けるものです。

定員数

数十名(一般参加枠)
※ お申し込みを多数いただいた場合は、ご希望に添えないことがありますが、どちらの場合もE-mailまたはFAXにてご連絡さし上げます。

受講料

無料

申し込み方法

以下の情報を、申し込みフォーム、E-mail、FAXのいずれかで送信ください。
(1)お名前(漢字とフリガナ)、(2)ご職業、(3)年齢、(4)E-mailアドレス、(5)電話(FAX)番号、(6)このセミナーを知ったきっかけ
申し込みフォーム: http://alturl.com/yanf
E-mail: integ*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
FAX: 075-753-9742
締め切り: 6月28日(月曜日)
結果通知: 6月29日(火曜日)

※ ご入力いただいた個人情報は、本セミナー以外の目的に使用する事はありません。

問い合わせ先

インテグリティセミナー事務局
E-mail: integ*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
FAX: 075-753-9742

※ 京都大学の大学院生からの問い合わせ先は以下のとおりです。
京都大学教育推進部教務企画課教育企画グループ
E-mail: ksui-kkikaku-kyom02*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
TEL: 075-753-7499
FAX: 075-753-2485

主催

京都大学