2010年度春季企画展「科学技術Xの謎-天文・医療・文化財 あらゆるものの姿をあらわすX線にせまる-」
開催期間
2010年04月28日(水曜日)~2010年08月29日(日曜日)
内容
X線ってなんだろう?
X線というと、ほとんどの人は病院でのレントゲン写真や空港での手荷物検査を思い浮かべるでしょう。しかし、実は私たちの想像をはるかに超える多くの分野でX線は利用されています。宇宙の様子、文化財の塗料の成分の分析、タンパク質の構造など、あらゆるものの形を私たちの目に映し出し、今日の幅広い学問分野を支えているのです。身近なようでいて、その魅力を十分には理解できていないX線。日本のX線研究の原点ともいえる技術史資料の展示などを通して、X線が社会に対してどのような貢献をしてきたのか、どのような価値をもたらしたのかを、研究者の歩みとともにご覧ください。
期間限定展示
X線写真でみる「マリア十五玄義図」と古代エジプトの「鳥ミイラ」
X線研究の対象となった貴重資料の実物を一部期間のみご覧いただくことができます。
限定期間
2010年5月12日(水曜日)~6月13日(日曜日)
場所
京都大学総合博物館2階 第1企画展示室