シンポジウム「コンゴ盆地森林居住民の文化と現代的課題」

シンポジウム「コンゴ盆地森林居住民の文化と現代的課題」

 このたびアフリカ地域研究資料センターでは、下記の要領でシンポジウムを開催します。このシンポジウムは、同センターの市川光雄教授が本年度をもって京都大学を定年退職される機会に、アフリカ熱帯林地域の研究を振り返るとともに、この地域が抱えている課題について考えようというものです。海外からは、ピグミーおよび隣接諸民族の言語、および言語起源の研究で著名なDidier Demolin博士と、中央アフリカにおける先住民の権利確立に向けた実践的研究を精力的に行っておられるJerome Lewis博士をお招きしております。

日時

2010年3月13日(土曜日) 13時00分~18時00分(18時30分~20時00分 懇親会)

場所

京都大学稲盛財団記念館3階 大会議室・中会議室

13時00分~ 「趣旨説明」木村大治(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
13時10分~ 「中部アフリカの農耕文化史」小松かおり(静岡大学人文学部)
13時50分~ “Comparative and Historical Aspects of the Language Spoken by the Pygmies of the Ituri Forest”
Didier Demolin (Laboratoire de Phonologie, Université Libre de Brussel)
14時30分~ ポスター発表 コアタイム(10名以上が発表の予定)
15時30分~ “Pygmies and the GPS in Central Africa. What Has Happened and Where Is It Going?”
Jerome Lewis (Department of Social Anthropology, University College London)
16時10分~ 「GPSを利用して描くBaka Pygmiesの森林利用の季節変異と多様性」安岡宏和(法政大学人間環境学部)
16時50分~ 休憩
17時00分~ 「コンゴ盆地の歴史生態学と現代の課題」市川光雄(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
17時30分~ 「総合討論」 (司会 木村大治)
18時30分~20時00分 懇親会

本シンポジウムおよび懇親会にご出席の方は、2月28日(日曜日)までに以下のメールアドレス宛に参加登録をお願いします。シンポジウムの参加費は無料、懇親会の参加費は常勤の有職者は5000円、そのほかの方々は3000円です。懇親会費は当日、会場受付にてお支払いください。

送信先アドレス:congoforest2010*gmail.com(*を@に変えてください)
メールには、以下の項目について明記してください。

  1. お名前
  2. ご所属(もしくはご住所)
  3. シンポジウムに出席/欠席
  4. 懇親会に出席/欠席

ご連絡をいただきました個人情報は、本シンポジウム事務局より関連のお知らせをお送りする用途にのみ利用させていただき、その他の用途で利用することはありません。

関連ホームページ

http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/kiroku/sympo_congo.html