平成21年度文部科学省の産官学連携戦略展開事業の一環として、京都大学産官学連携センターにBio Incubation Partners(以下、BIP)が創設されました。BIPの使命は、バイオ・メディカル分野における研究シーズを個々に解析し、事業化のアウトラインを立案し、大学発ベンチャーの育成・支援を推進することにあります。
このたび、BIPの創立記念として、発展の著しい東アジアに注目し、同地域で台頭するバイオ・メディカル産業における産官学連携やベンチャー振興策について、各国の学識・実務経験者からご講演をいただく機会を設けました。
シンポジウムを通して、「日本の大学発ベンチャー・大学発の技術をいかにアジアで活用し連携していくべきか」、ご出席の皆様とご一緒に考察できたら幸いと存じます。
日時
平成22年3月11日(木曜日) 10時00分~16時00分 (16時30分より懇親会)
(受付:9時30分より。昼休み:12時00分~13時00分)
場所
京都大学芝蘭会 稲盛ホール
京都市左京区吉田近衛町京都大学医学部構内
(アクセスのご案内:http://www.med.kyoto-u.ac.jp/siran/kotsu.htm)
主催
京都大学産官学連携本部・産官学連携センター
共催
京都大学医学領域産官学連携機構
社団法人芝蘭会産学情報交流部
参加費
無料 (但し、懇親会は有料(3,000円))
講演内容
- 挨拶:京都大学理事(産官学連携担当)塩田 浩平
- 講演:10時00分~
(1)日本:
「重要性を増す日本のバイオ・メディカル産業と東アジアとの連携(仮題)」
講師:日経BP社医療局主任編集委員 宮田 満氏
(2)中国:
「中国におけるバイオ・メディカル産業の最新動向とハイテクパークの役割」
講師:北京生物技術新医薬産業促進センター (講演者は調整中)
(3)シンガポール:
「バイオ・メディカルにおける国家研究支援策
~産官学連携をベースにした バイオベンチャーの育成~」
講師:理研シンガポール事務所 事務所長 柿原 健一郎氏
(4)台湾:
「グローバル展開を軸にした台湾のバイオ・メディカル産業とベンチャー創出」
講師:台湾工業技術院生物医学研究所 副所長 王 玲美(Ling-Mei Wang)氏
(5)京都大学:
「探索医療センターの概要(仮題)」
講師:京都大学医学部附属病院探索医療センター開発部長 清水 章氏 - 閉会挨拶:京都大学産官学連携本部長・副理事 牧野 圭祐
懇親会
16時30分より (京都大学芝蘭会 山内ホール)
お申し込み先(お問い合わせ先)
開催日までに「ご所属、ご氏名、懇親会の出欠」を下記担当までE-mail等でお知らせください。
Bio Incubation Partners (担当:村上)
電話:075-585-7201、FAX:075-585-7200
E-mail:y-murakami*icc.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)