京都大学国際交流センター主催 第15回 多文化交流フォーラム
国際交流センターでは、国際交流や多文化研究に携わる方々を学内外から招き、多文化交流フォーラムを開催しています。
15回目の今回は、ペンシルバニア大学の加野彩子准教授をお迎えして、「欧米における能楽の受容と翻案-イェーツ、ブレヒト、ブリテンの場合-」というテーマでお話いただきます。
日本の能楽に関心をもち翻案するに至ったヨーロッパの3名の芸術家による作品-アイルランドの詩人イェーツの「舞踏劇」、ドイツの劇作家ブレヒトの「教育劇」、イギリスの作曲家ブリテンの「教会オペラ」-これら全く異なった趣きの作品群は、いずれも能楽の影響を受けているとされています。この三者三様の能楽の受容と変容のプロセスを、映像を交えながら、宗教、政治、ジェンダー、セクシュアリティ等の観点から分析するのが今回の講演の中心となります。また現代アメリカの大学生による能楽の翻案の試みについても言及する予定です。
皆様のご来聴をお待ちしています。
テーマ | 「欧米における能楽の受容と翻案-イェーツ、ブレヒト、ブリテンの場合-」 |
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講師 | 加野 彩子氏 (ペンシルバニア大学准教授・KCJS招聘教授) |
日時 | 2009年12月17日(木曜日) 18時00分~20時00分 |
場所 | 京都大学国際交流センター 国際交流セミナーハウス(j-Pod) ※ 講演は英語で、質疑応答は日本語・英語両方で行います。 |
その他 | 申込み不要、入場無料 |
連絡先 | 京都大学国際交流センター 河合 淳子 Tel: 075-753-2569 E-mail: kawai*intl.mbox.media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください) |