金融市場の危機に端を発した世界経済の低迷の中で、様々な意味での市場の機能不全に対応するための経済財政政策が実施されている。しかし、将来を展望すれば、危機によって明らかになったわが国の直面する様々な課題に対して、市場の望ましい機能を十分に発揮させる観点に立った政策のあり方を考えていく必要がある。
本シンポジウムでは、市場における資源配分をより望ましいものとするために「財政」の果たすべき機能、求められる経済財政政策について議論する。
テーマ
世界金融危機と経済財政政策 -危機への対応と今後の政策のあり方
日時
2009年12月11日(金曜日) 13時00分~17時30分
会場
東京国際フォーラム ホールD7
主催
京都大学経済研究所・財務省財務総合政策研究所
参加費
無料(事前申し込み制)
プログラム
挨拶
基調講演(1):
矢野 誠 京都大学経済研究所教授 「世界金融危機と今後の経済政策のあり方」
基調講演(2):
杉本 和行 財務省顧問(前事務次官) 「世界金融危機と経済財政運営」
講演:「今後の経済財政政策に求められる役割」
土居 丈朗 慶應義塾大学 教授
河野 龍太郎 BNPパリバ証券会社
井伊 雅子 一橋大学教授
柳川 範之 東京大学准教授
パネル・ディスカッション:「今後の経済財政政策のあり」
土居 丈朗 慶應義塾大学 教授
河野 龍太郎 BNPパリバ証券会社
井伊 雅子 一橋大学教授
柳川 範之 東京大学准教授
(モデレーター)上田 淳二 京都大学経済研究所准教授
閉会
お申し込み、お問い合わせ先
京都大学先端政策シンポジウム事務局 株式会社コングレ内
TEL 06-6229-2555 FAX 06-6229-2556
e-mail: caps2009sympo*congre.co.jp (*を@に変えてください)
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