小さくて目に見えなかったり、普段の生活とはなじみの薄いものを扱う事が多い生命科学。そのため、生命科学を伝えるときには、相手が一般の方々であっても、あるいは研究者の場合でも、イラストレーションやCGなどの視覚化の手法が、重要な役割を果たします。
第10回生命科学と社会のコミュニケーション研究会では、企画の立ち上げから作品制作まで、生命科学の視覚化に多彩な立場から取り組んでおられる4名の専門家をお招きします。日本そして世界における生命科学の視覚化の現状と社会的な役割、今後の展望とは、どのようなものなのでしょう?今回の研究会では、講演者の皆様の日々の活動や理念などの様々な文脈における、それぞれの「視覚化」を紹介していただき、生命科学と社会のコミュニケーションの中の「視覚化」の役割について、議論したいと思います。
日時
8月6日(木曜日) 13時30分~17時40分 (開場は10分前です)
場所
京都大学大学院 農学・生命科学研究棟 1階セミナー室
/ja/access/campus/map6r_n.htm
※ 地図の真ん中当たりの建物です
ゲストと演題
- 西川 実希 氏 (理化学研究所)
「ライフサイエンスを感覚的に理解するための取り組み」 - 長神 風二 氏 (東北大学)
「“見える科学”のためにできること-制作の役割から」 - 竹村 真由子 氏 (SunREOR)
「科学するこころと表現」 - 奈良島 知行 氏 (Tane+1)
「意識していただきたい・・・研究者とビジュアルの関係・・・」
コメンテーター: 加納 圭(京都大学)
司会: 東島 仁(京都大学)
参加費
無料
参加資格
生命科学と社会のコミュニケーション研究会は、生命科学あるいは科学と社会の関係について興味や関心をお持ちの方を対象と
しています。上記に当てはまる方なら、どなたでも歓迎いたします。
問い合わせ・申し込み方法
名前・所属を記入の上、「生命科学と社会のコミュニケーション研究会参加」という件名で、下記E-mailアドレスまでお申し込みください。
なお、研究会終了後に、会場近辺で懇親会(有料)を予定しております。
出席をご希望の方は、E-mail本文に、併せて「懇親会出席」とお書きください。
E-mail: biosoc*lif.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください) (担当:川上雅弘/東島仁)
Tel: 075-753-9244、Fax: 075-753-9245
その他
この企画は、文部科学省科学研究費特定領域研究・応用ゲノム「ゲノム研究と社会のコミュニケーションに関する研究」(研究代表 加藤和人)の一環で行われています。