第2回京都大学スーパー特区連携シンポジウム「我が国の先端医療開発の推進」

第2回京都大学スーパー特区連携シンポジウム「我が国の先端医療開発の推進」

 内閣府は、革新的技術の開発を阻害している要因を克服するため、研究資金の弾力的運用や開発段階から規制を担当する関係各省等との並行協議などを試行的に行う「革新的技術特区」、いわゆる「スーパー特区」を創設することとしました。

 これは、従来の行政区域単位の構図改革特区ではなく、テーマ重視の特区(複数拠点の研究者をネットワークで結んだ複合体)であることなどを特徴としています。

 平成20年度に、その第一弾として「先端医療開発特区」を創設し、最先端の再生医療、医薬品・医療機器の開発・実用化を促進するためのスーパー特区の公募が行われ、全国から143件の応募があり、24件が採択されました。

 うち京都大学からは応募した3件( (1)iPS細胞スーパー特区、(2)医療機器開発スーパー特区、(3)創薬スーパー特区)全てが採択されました。

 この採択された特区では、個々の特区による研究開発を進めるのは勿論のこと、3件のスーパー特区がお互いに連携することで研究開発をより一層飛躍的に進展させたいとの共通認識を持っています。この認識を確認し、相互交流を推進しようとの考えから、本年1月に「京都大学スーパー特区連携シンポジウム」を開催しました。

 今回は、第2回目のシンポジウムであり、「我が国の先端医療開発の推進」をテーマに、講演や各プロジェクトによるテーブルディスカッションを中心としたシンポジウムです。本学スーパー特区での研究開発を広く社会や研究者等に周知すると共に、関係研究者の共通認識を深めていきたいと考えていますので、多くの皆さんの参加をお待ちしております。

日時

2009年7月13日(月曜日) 10時00分~17時00分

場所

京都大学芝蘭会館 2階 稲盛ホール

入場

無料

参加申し込み

不要

問い合わせ

京都大学先端医療開発スーパー特区連携事務局
TEL: 075-751-4738
E-Mail: superto*kuhp.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)