第12回京都大学国際シンポジウム「変化する人種イメージ −表象から考える」
※締切りを変更しました。(11月25日)
2002年に国際シンポジウム「人種概念の普遍性を問う」を開催しましたが、本シンポジウムは「概念」と表裏一体の関係にある「現実感」について考えます。人種概念が生物学的実体をもたず、社会的構築物にすぎないと了解されても、社会のあらゆる場面で人種を実感するのはなぜなのか―その課題にとりくむ鍵を、人種表象に求めます。
真実の歪曲として表象を論じるのではなく、さまざまなメディアや言説を通して人種の現実感を生み出す、表象の主体的役割に光を投じます。本シンポジウムでは、とくに人種表象の「変化」に着目します。人種表象が、社会状況の変動によりどのように動くのか―その変化のプロセスを考察するものです。変化する人種表象のさらなる可能性について、この分野を代表する海外研究者らとともに探りたいと考えています。
1.日時 | 12月5日(金曜日) 13時30分~17時30分 12月6日(土曜日) 10時00分~17時30分 |
2.場所 | 時計台記念館百周年記念ホール |
3.参加費 | 無料 (申込み要:11月 |
4.主催 | 京都大学 |
5.企画・実施 | 京都大学人文科学研究所,京都大学国際交流推進機構 |
6.協力 | 文学研究科, 東南アジア研究所, 生命科学研究科 |
7.後援 | 京都大学教育研究振興財団, 日本学術会議 |
詳細は人文科学研究所のホームページをご覧ください。
http://kyodo.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~race/frame-symposium.html