市民公開講座「ここまできた感音難聴治療:最新の治療法と今後の展開」

市民公開講座「ここまできた感音難聴治療:最新の治療法と今後の展開」

来聴希望の方は、事前申し込みは不要ですので、直接会場へお越しください。

日時

平成20年11月29日(土曜日) 午後1時から4時

開催場所

京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
京都市左京区吉田本町(バス停京大正門前から徒歩)
/ja/clocktower/

参加費

無料

プログラム

「感音難聴の原因と病態」 北尻真一郎(京都大学)

どこが悪くなると感音難聴になるのか、どこを治すとよいのか、米国の内耳研究の本場NIDCDから帰国間もない、北尻が分かりやすく説明します。

「感音難聴治療研究はどこまできてるのか」 中川隆之(京都大学)

感音難聴を治療するための研究は、どこまで進んだのか、今どんな研究がおこなわれているのか、iPS細胞の応用は?有毛細胞再生は?

「新しい感音難聴治療:ハイドロゲルーIGF1治療」 伊藤壽一(京都大学)

新聞報道などでも話題になった京都大学耳鼻科が開発した新治療の臨床試験について、どのような人が参加できるのか、どんな効果があるのか、臨床試験の実際について説明します。

特別講演1 :「遺伝子と感音難聴」 宇佐美真一(信州大学)

感音難聴の原因には、多くの遺伝子異常が関係しています。どのように検査がすすめられ、どんなことが分かるのでしょうか。

特別講演2 :「活性酸素ー新しい難聴治療戦略」 田渕経司(筑波大学)

活性酸素は、いろんな病気に関係していますが、感音難聴にも関係しています。活性酸素をおさえることによって、どんな効果が期待できるのでしょうか。

 

平成19~21年度 厚生労働省科学研究研究成果発表会 財団法人 長寿科学振興財団共催