*本公開研究会は、平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(C))溝上慎一代表「単位制度の実質化を目指すカリキュラム評価方法の開発」の中間成果報告です
日時
2008年11月15日(土曜日) 13時30分~17時30分
場所
京都大学吉田キャンパス(吉田南構内) 吉田南1号館3階講義室
参加費
無料 (事前申し込みは不要です。どなたでも当日参加できます。)
これまでの研究からは、バランスのいい授業・授業外学習が学生の広い意味での成長を規定することが明らかとされています。しかしながら、自主的な授業外学習を学生に期待することには限界があり、ここで単位制度の実質化と議論がクロスします。とはいえ、アメリカに起源を持つ単位制度を日本で実質化していくことはほとんどの大学にとって並大抵のものではなく、少なくとも日本版の導入プロセスが必要であると考えます。本公開研究会では、この作業に取り組んでいる先進事例を通して、単なる法制度の遵守ではない、学生の成長を促すための一手は何かを検討したいと思います。
プログラム
趣旨
溝上 慎一 (京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
報告
清水 一彦 (筑波大学大学院人間総合科学研究科長)
「アメリカの単位制度の歴史的経緯と実態」
長谷部 秀孝 (創価大学経済学部長)
「経済学教育における質の向上 -週2回のコースデザイン-」
土持 ゲーリー 法一 (弘前大学21世紀教育センター高等教育研究開発室教授)
「FD研修で単位制度の実質化」
矢部 正之 (信州大学全学教育機構 機構長)
「e-learningシステムを媒介にした授業外学習の推進 -ICT活用による教育改善の一例-」
コメント
串本 剛 (首都大学東京基礎教育センター助教)
清水 一彦 (筑波大学大学院人間総合科学研究科長)
アクセス
JR・京都駅より
市バス 206系統「東山通 北大路バスターミナル」行 「京大正門前」下車
阪急・河原町駅、京阪・祇園四条駅より
市バス 201系統「祇園・百万遍」行、もしくは31系統「熊野・岩倉」行 、 「京大正門前」下車
京阪・出町柳駅より
市バス 201系統「祇園・みぶ」行 「京大正門前」下車、又は徒歩約20分
問い合わせ先
高等教育研究開発推進センター 第一部門事務室
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/
E-mail: hedu*mbox.kudpc.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
Phone: 075-753-3087、Fax: 075-753-3045
※メール送信の際、件名に「公開研究会についての問合せ」とお書き下さい。
主催: 京都大学高等教育研究開発推進センター
共催: 関西地区FD連絡協議会