学術情報メディアセンターセミナー 「日常生活空間における人間行動の観測と分析・モデル化」

学術情報メディアセンターセミナー 「日常生活空間における人間行動の観測と分析・モデル化」

 京都大学学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めてざっくばらんな議論を行う機会として、月例セミナーを開催しております。

 9月16日の学術情報メディアセンターセミナーでは、産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センターの 和泉 潔 氏をお招きし、ご講演いただきます。

 学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております。

開催要項

日時
2008年9月16日(火曜日) 16時30分~18時30分
場所
京都大学学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
(お年寄り、お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください。)
参加費用
無料
参加申込み
不要
問い合わせ
京都大学 学術情報メディアセンター 角所 考
TEL:075-753-9062
kakusho*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
主催
京都大学 学術情報メディアセンター
備考
セミナー終了後(20時30分頃まで),懇親会を開催いたします.
当日受付にてお申し込みください.
懇親会会場:吉田食堂2階リザーブルーム
参加費:2,000円程度

プログラム

16時30分~17時30分

講演者: 和泉 潔 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター 主任研究員
講演題目: 「移動軌跡のデータ解析による人間行動理解」
講演概要: 人間の移動や注視行動に関するトラッキングデータを解析し、移動モデルを推定して環境との相互作用をシミュレーションする方法を新たに提案する。本手法を、幼児の室内事故予防・ウェッブサイトデザイン等に適用する研究を紹介する。

17時30分~18時30分

講演者: 角所 考 京都大学 学術情報メディアセンター 准教授
講演題目: 「人物行動観測の教育支援への利用」
講演概要: 講義中やeラーニング中の講師や学習者の行動を観測してみると、講義状況や学習者の心理状況に依存した行動特徴が含まれていることがわかる。そこでこのよ うな行動特徴を活用し、講義映像の自動撮影やインデキシング,学習者が感じるeラーニング教材の難易度推定等を実現するための試みについて紹介する。