竹林保全ボランティアイベント

京都大学、社団法人京都モデルフォレスト協会、京都府、住友生命保険相互会社は、次のとおり竹林保全に関するボランティアイベントを開催します。

記

1. 名称 竹のわ環プロジェクト 春編 「タケノコ掘り」

2. 日程 平成20年5月11日（日曜日） 10時～12時

3. 場所 京都大学桂キャンパス内の竹林

4. 主催等

• 主催：京都大学、社団法人京都モデルフォレスト協会、京都府、住友生命保険相互会社
• 協力：京都大学生協、京都森林インストラクター会、京都土の塾、京都府林業士会、薪く炭くKYOTO、京都府エコフォーマー村上薫氏、京都府竹産業振興連合会、山仕事サークル杉良太郎、京都学生祭典実行委員会、近畿中国森林管理局箕面森林環境保全ふれあいセンター
• （順不同、一部予定）

5. 参加者 ボランティア100名

※昨年10月実施の「竹の環プロジェクト」の間伐ボランティア参加者が中心です。
（住友生命の職員、京都大学の学生・教職員、モデルフォレスト協会会員、一般）

6. 内容

平成19年秋に間伐ボランティアを実施した竹林にて、春の手入れとして「筍掘り」を実施する。竹が大きくなる前に間引くことで竹林の保全となり、楽しみながら環境保全に貢献できるボランティア活動とする。

お問い合わせは次にお願いします。

• 京都大学 工学研究科総務課 松永 （075）383-2010
• 京都府・社団法人京都モデルフォレスト協会 鳥越 （075）414-5005
• 住友生命保険相互会社 大阪広報センター 田越 （06）6937-1706

「竹の環プロジェクト」主旨

環境・防災・文化の分野横断的な視点から、産・学・官・市民が連携して、竹林保全を実践する。秋の間伐と、春の筍掘りを1サークルとして、森林資源と人との持続的な関係の構築・修復を、京都大学桂キャンパス内の竹林において、モデル的に展開中である。

1. エコシステムの保全
   筍の産地であるが放置竹林も多い京都にて、産・学・官・市民連携の「竹林保全のボランティア活動」を実施。管理放棄された竹林は分布拡大し里山の生態系に影響を与えるため、適正管理に向けて間伐や春の手入れとして筍掘りを実施し、環境問題への理解を深める。
2. 災害の防止
   荒廃した竹林は地震時等の「地すべり」につながる恐れがあることから、これを整備することにより災害防止につなげる。平成19年秋は竹林に関する講演会を実施し、竹林の管理、ボランティアの意義を広く伝えた。
3. 文化の継承・創造
   平成19年秋は、伝統的な竹かご作りを体験するコーナーや間伐竹材を使ったコップ作り、燃料となるペレットを作成するコーナーを設け、楽しみながら竹の利用について学ぶ機会とした。

環境問題への取組について

京都大学

知の拠点として、環境問題に関する研究や教育を全国・全世界に展開するほか、自らの環境負荷を低減する取り組みにも力を入れています。2006年度に発行した環境報告書は、環境省等の主催する第10回環境コミュニケーション大賞において、優秀賞（環境配慮促進法特定事業者賞）を、グリーンリポーティングフォーラム等の主催する第10回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞において、特別企画「公共部門賞」を受賞しました。今回のプロジェクトの舞台となる桂キャンパスには、本学の和歌山研究林の間伐材で作られたサイコロ型のベンチがおかれ、地域の方へも憩いの場を生み出しています。

京都府・社団法人京都モデルフォレスト協会

美しい京都の森を府民みんなで守り育てる「京都モデルフォレスト運動」を企業、大学、団体等の協力を得ながら府内各地で推進しています。また、人工林の間伐、竹林の整備など地球温暖化防止に係るCO2森林吸収源対策を推進するため、森林を保全・整備する「緑の公共事業」を進めています。

住友生命保険相互会社

住友生命では「スミセイ・ヒューマニー活動」として“職員が進んで社会参加の汗を流す”というコンセプトのもと、全国各地で様々な社会貢献活動に取組んでいます。創業100周年の節目となった平成19年度は、地球環境に配慮した活動を「“スミセイきれいな地球を守り隊”運動」として実施し、お客さまに“安心”をお届けする企業の一員として、全国各地でボランティア活動に取組みました。

以上

京都大学桂キャンパス

桂駅（阪急京都線）から（バス停は「桂駅西口」） バス12分

• 市バス西6系統　「桂坂中央」行きバス　「京大桂キャンパス前」下車
• 京阪京都交通バス循環20　「桂坂中央」行きバス　「京大桂キャンパス前」下車