現代アフリカの人びとが生きてきたさまざまな環境とその変貌について、長年にわたってアフリカに通い続けてきたフィールドワーカーがお話します。
主催
京都大学アフリカ地域研究資料センター
日時
2010年10月16日(土曜日)、11月20日(土曜日)、12月11日(土曜日)、2011年1月22日(土曜日)、2月19日(土曜日)
午後3時00分~午後5時00分
会場
京都大学 稲盛財団記念館3階 中会議室
アクセス:http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/~front-a/access.html
受講料
4000円(5講座)
※1回ずつの受講も可(1講座1000円)
受講を希望される方は、こちらのフォームから事前登録をお願いします。
ホームページ: http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/~front-a
もしくは下記のいずれかまでお名前、ご住所、お電話番号、ご希望講座を記してお送りください。
e-mail: front-africa*jambo.africa.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
FAX: 075-753-7810
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係
プログラム
第1回 10月16日(土曜日)
「アフリカに生きる」重田眞義(京都大学アフリカ地域研究資料センター 教授)
京大アフリカセンターは、アフリカに生きる人びとの営みを、その生態・社会・文化の深い理解を通じて解き明かそうとしてきました。現代アフリカの変貌と私たちの研究の歩みをふりかえりながら本シリーズのねらいについてお話します。
第2回 11月20日(土曜日)
「森に生きる」市川光雄(京都大学アフリカ地域研究資料センター 特任教授)
アフリカ大陸の中央部をしめる大きな熱帯雨林。そこに生きる人びとの生活は、私たちの暮らしとも無縁ではありません。現代アフリカの抱える問題を森に生きる人びとの暮らしからお話します。
第3回 12月11日(土曜日)
「砂漠に生きる」田中二郎(京都大学名誉教授)
半世紀近くのあいだにカラハリ砂漠に生きる人びとの暮らしは大きく変容してきました。彼らの巧みな生活の知恵と、大きく変動する社会環境への対応についてお話します。
第4回 1月22日(土曜日)
「自然に生きる」水野一晴(京都大学アフリカ地域研究資料センター 准教授)
アフリカの人びとはどのような自然環境に生活してきたのでしょうか?地球規模の環境変動が問題とされるいま、ケニア山、キリマンジャロの氷河・植物の動態やナミブ砂漠とその周辺環境の変化と人びとの暮らしについてお話します。
第5回 2月19日(土曜日)
「可能性に生きる」島田周平(京都大学アフリカ地域研究資料センター 教授)
アフリカの農民はほんとうに貧しいのでしょうか?ナイジェリアとザンビア農村の比較研究を通して、変化に抗いながらも可能性を求めて積極的に生きる人びとの姿についてお話します。