※ 申し込みを締め切りました。（2010年12月24日）
東京オフィスにて、「東京で学ぶ 京大の知」シリーズ2を開催します。
今回は「生きものの多様な世界」をテーマとして、本学フィールド科学教育研究センターの研究者たちが2011年1月より4回にわたり学びの場を提供します。
2010年10月名古屋において、世界生きもの会議（生物多様性条約第10回締約国会議；COP10）が開催されました。2010年は国連が定めた「生物多様性年」でもありました。地球上には実にさまざまな生きものがいて、それぞれがいろいろな関係で結びついています。そんな「生物の多様性」の解明を、常にフィールドで追究している研究者が、まだあまり知られていない個性的な「生物多様性」をわかりやすくご紹介します。
さまざまなフィールドで行われている本学の研究の一端を、ぜひ感じに来てください。
日時
2011年1月15日、1月29日、2月5日、2月12日（すべて土曜日）
各回ともに 11時00分～12時30分
場所
京都大学 東京オフィス
東京オフィスへのアクセスは以下をご参照ください。
/ja/tokyo-office/about/access.htm
定員・参加資格
各回100名、どなたでもご参加いただけます。
※ 定員を超えるお申し込みをいただいた場合は抽選とさせていただきます。
参加費
無料
締め切り
全4回ともに、2010年12月22日（水曜日）申し込み締め切り
申し込み方法
申し込み用紙を下記よりダウンロードし必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailでお送りください。ご参加いただける方にのみ12月22日以降に、本学より受付番号をご連絡します。
各回とも定員を超える申し込みをいただいた場合は抽選とさせていただきます。個別の抽選結果のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
「生きものの多様な世界」申し込み用紙（PDF）
「生きものの多様な世界」申し込み用紙（Excel）
FAX： 03-5479-2221
E-mail： t-office＊www.adm.kyoto-u.ac.jp （＊を@に変えてください）
プログラム
| 「人類の夢、不老不死のベニクラゲの神秘」2011年1月15日（土曜日）11時00分～12時30分（定員100名） |
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| 話し手：久保田 信（フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所 准教授） 内容：現在の地球上には、41門140万種もの多細胞動物が生きていますが、みな、子供をつくると死ぬ運命にあります。しかし、ベニクラゲだけは親となるクラゲの体から若いポリプ（サンゴやイソギンチャクのような姿）に繰り返し戻れる能力をもっています。神秘的なベニクラゲの不老不死の一生と、その仕組みを含む様々な生物学的特徴を、主として演者の過去35年の研究に基づいて紹介します。人類の夢をかなえるクローン動物を知っていただけるよう、映像や歌DVDも観て聴いてください。 |
| 「海洋生物の行動学」2011年1月29日（土曜日）11時00分～12時30分（定員100名） |
| 話し手：益田 玲爾（フィールド科学教育研究センター 舞鶴水産実験所 准教授） 内容：「魚はなぜ群れる？」「魚はどんだけ賢い？」「魚って夜は何してるのかな？」「魚とクラゲはどっちが強い？」潜水中に思いついたことから、魚の心理学にいたるまでの話を、水中写真を中心に紹介します。これを聴けば、食卓のアジを見る目が変わるかも？ |
| 「マツ枯れナラ枯れ」2011年2月5日（土曜日）11時00分～12時30分（定員100名） |
| 話し手：安藤 信（フィールド科学教育研究センター 上賀茂試験地長） 内容：70年代後半から猛威を振るったマツ枯れ、90年代以降急速に拡大したナラ枯れによって、日本の森林景観はこの30年間に大きく変化しました。その被害の実態と、防除、森林再生への取り組みについて紹介します。 |
| 「海洋生物の生物多様性」2011年2月12日（土曜日）11時00分～12時30分（定員100名） |
| 話し手：白山 義久（フィールド科学教育研究センター長 瀬戸臨海実験所長） 内容：COP10では、「海洋生物の多様性をいかにして保全するか」が議論の中心のひとつになりましたが、そのためには、今の多様性がどうなっているのかを知らなければならない。80カ国2700名の科学者が10年間協力してきた結果が今年まとまりましたので、その詳細についてわかりやすく紹介します。 |
問い合わせ先
京都大学 東京オフィス
〒108-6027 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階
TEL： 03-5479-2220、FAX： 03-5479-2221
E-mail： t-office＊www.adm.kyoto-u.ac.jp （＊を@に変えてください）
ホームページ： /ja/tokyo-office/